5.0
櫻谷+
PartIの木島の動物画はその繊細さと優美な筆遣いに惹かれたが、今回PartIIの四季連作屏風には大胆かつシンプルな意匠性を感じて驚いた。また、木島以外の作品が多く、高島北海筆頭に好みの作品がほとんどだった。頭の中に作品を表そうと引き出せる限りの言葉が一杯になってひたすらに興奮した。美的好奇心に急かされるように展覧会を二周したのは初めてだった。
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15代住友吉左衞門(春翠)が大正期に新たに造営した茶臼山本邸の大広間を飾るため、木島櫻谷(このしまおうこく)に依頼して制作された「四季連作屏風」を一挙公開。
また、同時代の花鳥画の名手たちによる屏風作品も併せて展示し、「飾り」としての絵画の楽しみ方を提示します。
会期 |
2018年4月14日(土)~2018年5月6日(日)
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会場 |
泉屋博古館東京
![]() |
住所 | 東京都港区六本木1丁目5番地1号 |
時間 |
11:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
月曜日 4月30日は開館、5月1日は休館 |
観覧料 | 一般 800円 高大生 600円 中学生以下無料
|
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/ |
5.0
PartIの木島の動物画はその繊細さと優美な筆遣いに惹かれたが、今回PartIIの四季連作屏風には大胆かつシンプルな意匠性を感じて驚いた。また、木島以外の作品が多く、高島北海筆頭に好みの作品がほとんどだった。頭の中に作品を表そうと引き出せる限りの言葉が一杯になってひたすらに興奮した。美的好奇心に急かされるように展覧会を二周したのは初めてだった。
5.0
連作の4つの屏風もふくめ、第一転じ室内の屏風の迫力に圧倒されます。
美しい!!のため息しか出ません。
室内中央スペースでまわりをぐるっと見渡しながら鑑賞を楽しんできました。
パート1の動物達もかわいらしかったですが、今回の植物のリアルさにも引き込まれます!!
4.0
前回の動物がとてもよかったので期待していってきました
動物はかわいさがあふれていましたが植物は静かな眼で描かれている感じがしました
別の画風が見れてよかったです
今回は大型の屏風が圧巻でした
桜と柳は色の対比がとてもきれいで気に入りました
それにしてもこんな大きな屏風が置かれている大広間とは・・・
3.0
季節の一瞬の情景を雅に彩る見ごたえのある四季連作屏風。私が一番面白いと思ったのは「桜柳図」でした。解説文に記されていたように、仰瞰とも俯瞰とも見える、まるで木立の中に身を置いているような構図がとても印象的的でした。風のように視点を変幻自在に変えて楽しませてもらいました。
5.0
Part1で、動物画に魅了されて大ファンになったのですが、「動物画の櫻谷」と聞いていたので、Part2はあまり期待していませんでした。が、伺って大正解。展示数は少ないものの、四季連作屏風を前にまぁ本当に心の洗濯ができました。ラッキーなことに人のまばらな時間にいけて、ソファーでゆったりと鑑賞できたので大満足でした。燕子花図屏風と雪中梅花、もう魅了されました。
秋草図は、秋なのにさみしさがなく清らかな気持ちになれました。草の線がもすごくきもちいい。もう1回くらい足を運びたいです。櫻谷展、毎年開催してほしいくらいファンです。
4.0
六曲一双の屏風作品がほとんどなので出品数は多くはありません。
ただその分、木島櫻谷の四季連作屏風をじっくりと鑑賞出来ます。
他の作家の作品もあるのですが自分は櫻谷作品を中心に堪能しました。
光琳風の燕子花図、其一の朝顔図風の菊花図が特に良かったです。
作品数は少ないので見るだけなら30分もあれば十分、
でもやっぱり混雑の無い環境でソファでゆったりと作品に向き合いたいところ。
会期も短いのでGW前に行ったほうが良いと思います。
Part1を見た方は半券を忘れずに、Part2の入館料が半額になります。
動物画だけではない櫻谷、素晴らしいです。
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木島櫻谷《柳桜図》(右隻) 大正6年(1917) 泉屋博古館分館
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