5.0
あ、うん。
一か所で10対近くの狛犬をまとめて観られる絶好の機会でした。
細部を見比べるとそれぞれ個性があって面白いです。
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獅子(しし)、狛犬(こまいぬ)ともに百獣の王ライオンの姿を写したもので、頭上に一本の角のある方を狛犬、無い方を獅子と呼びます。エジプト、中東地域では写実的なライオンが造られましたが、生息地から遠く離れた中国では姿が変わって唐獅子(からじし)となり、それが日本に伝わりました。平安時代以降神社や寺院の入り口、あるいはお堂に置かれ、境内や神仏の像を守護する役を担ったのです。10対ほどの獅子・狛犬を並べた空間をおたのしみください。
◆ 出展作品画像でご紹介の一対は、かつて花背(はなせ)の峰定寺に伝来したもので、穏やかに流れるたてがみの表現や柔らかな肉づきなどには平安後期の作風を多分に残しますが、鋭い表情はすでに鎌倉的な息吹がみられます。本像の制作年代は、両時代の過渡期である12世紀末ごろと考えられます。
会期 | 2015年12月15日(火)~2016年3月13日(日) |
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会場 | 京都国立博物館 Google Map |
展示室 | 平成知新館(1F-5) |
住所 | 京都府京都市東山区茶屋町527 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝・休日となる場合は開館、翌火曜日が休館 ※年末年始 ※展示作業等のための臨時休館あり |
観覧料 | 一般 520円(410円) 大学生 260円(210円) ※( )内は団体20名以上
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TEL | 075-525-2473 (テレホンサービス) |
URL | https://www.kyohaku.go.jp/ |
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