この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
この特集陳列では、後鳥羽上皇が御自ら手がけたとされる太刀「菊御作(きくごさく)」重文、京都国立博物館、斬りつけた真似をするだけで相手の骨が砕けるという伝説を持つ「薙刀直シ刀(名物骨喰藤四郎 ほねばみとうしろう)」(重文、豊国神社蔵)をはじめ、桶狭間の戦いで織田信長が戦利品として手に入れた「刀(名物義元左文字(よしもとさもんじ)」(重文、建勲神社蔵)、坂本龍馬所用の「刀 銘吉行」(京都国立博物館蔵)など、ドラマティックな歴史を持つ名刀の数々をご紹介します。作品に秘められた歴史とあわせて、奥深い刀剣の美の世界をお楽しみください。
◆ 出展作品画像でご紹介の「菊御作」は、後鳥羽上皇が鎌倉幕府と戦う際、士気を鼓舞するために、みずから鍛造し茎(なかご)に菊花紋を刻んだとされるもので、「菊御作(きくごさく)」と呼ばれます。作刀にあたって相槌(あいづち)を勤めたのが、月番を定めて諸国から呼び寄せられた御番鍛冶の名工で、これには朝廷と深い関係にあった山城・備前・備中の刀工たちが主として選ばれています。この太刀にもそれぞれの作風が見られますが、総体としては山城の特色が強く出ています。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2015年12月15日(火)~2016年2月21日(日) |
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会場 | 京都国立博物館 Google Map |
展示室 | 平成知新館 特別展示室(1F-2) |
住所 | 京都府京都市東山区茶屋町527 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝・休日となる場合は開館、翌火曜日が休館 ※年末年始 ※展示作業等のための臨時休館あり |
観覧料 | 一般 520円(410円) 大学生 260円(210円) ※( )内は団体20名以上
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TEL | 075-525-2473 (テレホンサービス) |
URL | https://www.kyohaku.go.jp/ |
京都国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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