没後150年記念 菊川英山

太田記念美術館

  • 開催期間:2017年11月3日(金・祝)~2017年12月20日(水)
  • クリップ数:4 件
  • 感想・評価:2 件
没後150年記念 菊川英山 太田記念美術館-1
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没後150年記念 菊川英山 太田記念美術館-10
「風流曲水ノ宴」日本浮世絵博物館蔵(後期)
「傘をさす娘」太田記念美術館蔵(前期)
「青楼名君花合 丁子屋内丁山 錦戸」太田記念美術館蔵(前期)
「七小町 かよひ」太田記念美術館蔵(後期)
「青楼六玉川のうち 山しろ 扇屋内 梯立」個人蔵(後期)
「朝顔の三美人」太田記念美術館蔵(後期)
「東姿源氏合 紅梅」太田記念美術館蔵(後期)
「風流六玉川 近江 萩の玉川」個人蔵(前期)
「江戸名所美人八景 上野暮雪」個人蔵(前期)
「六玉内 伊手玉川」日本浮世絵博物館蔵(前期)
没後150年記念 菊川英山 太田記念美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

菊川英山(きくかわえいざん 1787~1867)という浮世絵師の名を知っている人はどれほどいるでしょうか。

巨匠、喜多川歌麿の亡き後、多くの絵師が歌麿風の作品を手がけるなか、可憐でたおやかな女性像を確立して新時代の美人画をリードしたのが菊川英山でした。

その作品には上品な武家の姫君から、愛らしい町娘、ゴージャスな遊女まで、さまざまな女性たちが時に優雅に、時にポップにカラフルに描かれます。

こうした英山の美人画は弟子の溪斎英泉(けいさいえいせん)のみならず、近年人気の歌川国貞や歌川国芳など、以後の絵師たちに大きな影響を与えました。幕末の美人画は、英山から始まったと言っても過言ではないでしょう。

今年、菊川英山の没後150年を迎えることを記念し、本展覧会では、初公開作品や代表作を含む版画・肉筆画の優品約200点を通して、菊川英山の画業に再び光をあてます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2017年11月3日(金・祝)~2017年12月20日(水)
  • 前期 11月3日(金・祝)~26日(日)
    後期 12月1日(金)~20日(水)
    ※前後期で展示替え
会場 太田記念美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区神宮前1-10-10
時間 10:30~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日 
11月6日、13日、20日、27~30日
12月4日、11日、18日
観覧料 一般 1000円
大高生 700円 ※学生証をご提示ください。
中学生以下 無料 ※中学生は学生証(生徒手帳)をご提示ください。
  • リピーター割引 本展の会期中2回目以降鑑賞の方は半券の提示にて200円割引
    ※チケット購入時に半券をご提示下さい。他の割引との併用はできません。
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル) 
URLhttp://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

太田記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

太田記念美術館 太田記念美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

美しい!!

展示の最初から肉筆の「雪・月・花」3部作、という、ゴウカ勢ぞろい!!なすごい展覧会です。
英山すきなので、何周もみました。まつげのある、黒目の大きいかわいらしい表情の作品もあり、これは初めて気づいたのでとっても衝撃でした。

5.0

太田記念美術館の「没後150年記念 菊川英山」を観て来ました!

本日4日の午後に太田記念美術館の「没後150年記念 菊川英山」を鑑賞して来ました。この美術館が原宿にあることは以前から知ってはいましたが、「原宿」という若者で混雑している街にどうしても足が向きませんでしたが、今回はばかりは「歌麿亡き後に現れた知られざる美人画の名手」が描いた「200年前のエレガンス」というキャッチコピーに誘惑され、初めて足を運びました。
原宿駅に着くと、やはり予想通りに若者と外人観光客で混雑していました。でも5分の我慢でお目当ての太田記念美術館へ到着。美術館までは迷うこと無く、大変分り易いルートでした。
この美術館は1階→2階→地下階と3フロアで構成されており、浮世絵の展示を考えた限られた室内の有効活用化が分かります。各作品の解説文も見やすい位置にあり、簡潔明瞭です。1階の一部は座敷での鑑賞となり、畳に座ってジックリと鑑賞できます。1階の中央部にはちょっとした小さな日本庭園があり、ベンチで休憩することができます。

「菊川英山」は私にとっては初めてお目にかかる絵師です。後に歌川国貞、歌川国芳などに影響を与えた絵師とのこと。幕末の美人画ブームはこの英山から始まったと言われています。
何と東京で開催される回顧展としては実に32年振りとのことですので、観に来て良かったなあと思いました。また50年後の没後200年では間違いなく観られませんから(笑)。

英山の描く美人画の特徴は、「優雅にポップにカラフルに」です。着物に前掛に帯にと、楚々とした美しさに、指先や手ぬぐいを持つ仕種からの色気も漂う絵ばかりで、間違いなくウットリとしてしまいます。特に弧を描く細い眉に大きな黒目、横へ流れる顎のライン、六頭身というに「英山スタイル」が確立された作品は実に美しいです。
そして、どの作品も何か動きを感じます。また、私の勘違いでなければ、幾つかの春の草木や雪化粧を背景にした作品では、英山の活躍する100年前に鈴木春信が用いたあの「きめ出し」のテクニックが見られました。

帰りに、同館で10月29日まで開催されていた「葛飾北斎 冨獄三十六景 奇想のカラクリ」にも展示された葛飾応為の「吉原格子先之図」の絵ハガキとクリアファイルを購入しました。本当は応為の「吉原格子先之図」のホンモノも観たかったのですが、残念。次回のお楽しみとします。
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「風流曲水ノ宴」日本浮世絵博物館蔵(後期)

「傘をさす娘」太田記念美術館蔵(前期)

「青楼名君花合 丁子屋内丁山 錦戸」太田記念美術館蔵(前期)

「七小町 かよひ」太田記念美術館蔵(後期)

「青楼六玉川のうち 山しろ 扇屋内 梯立」個人蔵(後期)

「朝顔の三美人」太田記念美術館蔵(後期)

「東姿源氏合 紅梅」太田記念美術館蔵(後期)

「風流六玉川 近江 萩の玉川」個人蔵(前期)

「江戸名所美人八景 上野暮雪」個人蔵(前期)

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