5.0
わかりやすい!
テーマごとに分かれていて、楽しく、わかりやすくフィシャーの集大成を感じることができました。
展示も工夫があって、近くで鑑賞することができました。
平日でしたが、結構混んでいたので、土日で行かれる方は覚悟が必要かも知れません。
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独特の構図で世界中の人々を魅了し続けてきた20世紀を代表する奇想の版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898年-1972年)。
実際にありそうで、現実にはない風景を描いた《滝(1961)》や、ぐるぐると歩いているかのようでつながっていない《相対性(1953)》など、エッシャーの不思議で唯一無二の技法は“トロンプ・ルイユ(だまし絵)”とも呼ばれ、社会的なブームを巻き起こしました。
本展は、そのような代表的な作品に加え、初期に制作された作品、さらにその版画制作に使用された板や直筆のドローイングが加わった約150点で構成されます。
出展作品は世界最大級のエッシャー・コレクションを誇るイスラエル博物館が所蔵する貴重なコレクションで、日本初公開となります。
会期 |
2018年6月6日(水)~2018年7月29日(日)
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会場 | 上野の森美術館 Google Map |
住所 | 東京都台東区上野公園 1-2 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
会期中無休 |
観覧料 | 一般 1,600円(1,400円) 大学生・高校生 1,200円(1,000円) 中学生・小学生 600円(500円) 小学生未満 無料
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TEL | 03-5777-8600 全日8~22時(ハローダイヤル) |
URL | http://www.escher.jp/ |
5.0
テーマごとに分かれていて、楽しく、わかりやすくフィシャーの集大成を感じることができました。
展示も工夫があって、近くで鑑賞することができました。
平日でしたが、結構混んでいたので、土日で行かれる方は覚悟が必要かも知れません。
3.0
エッシャーといえば、不思議な建物のイメージですが、初期作品や風景作品など多様なエッシャーを堪能できます。会期初期にも関わらず、なかなかの盛況です。細密な作品をチラ見では切ないと思います。お早めの鑑賞を推奨します。出口に楽しそうな体験型映像コーナーがありましたが、弊感ギリギリまで鑑賞していたため、映像コーナーは終了しておりました。こちらも参加のご希望の方は余裕をもっての来館をオススメいたします。
4.0
細かい版画作品がほとんど(遠めに見てわかるものもありますが)です。特に
錯視の作品達は近くでジックリ見ないとわからないような細かいものも描かれていたりするので、なるべくなら近くで見たほうがいいです。
なるべく込まない時間帯に行って、ゆっくり鑑賞さえることをオススメします。
グッズはイマイチ・・な感じでしたが・・・おもしろいものもあるので探してみてはいかがでしょうか?(ほとんどが輸入物なので、展覧会のホントの意味での限定品はないです。
5.0
ランチ後、12:40に上野の森美術館へ移動しましたが、チケット売り場も美術館入り口にも行列は無く、すぐに館内へ。狭い会場内は章ごとに8つのコーナーに仕切りされて、第一のコーナーは行列ができていました。若いカップルも多く来場してはいましたが、美術館での鑑賞の仕方を心得ていないと見え、じっと先の列が動くのを待っている人が多く居ました。これもまた混雑と入場制限の待ち時間の遅延の原因であると思いつつ、自分の好みに合った作品を中心に思い通りに鑑賞し、14:00に鑑賞を終えました。
私のお気に入りの作品は、先ずは「バルコニー」というリトグラフ作品です。歪んだ鏡に映した建物を描いている様で、凹凸が逆の鏡を置いたら、元の絵が見えるのではと思う位にバランスが精密に描かれています。
次に「バベルの塔」です。あのブリューゲルの作品とは塔の形が異なりますが、建設途中で終わっている姿は同じ、物凄い高さを感じさせる錯覚に陥ります。
「サンジミニャーノ」は縦と横の線のみを使った木版画ですが、夜の建物の景観が浮き出て来る不思議な作品です。家に飾っておきたい一枚です。
「コルテ、コルシカ島」は山間の古い民家に続く曲がりくねった石段の奥深くまでの奥行き感が見事に木版画で示され、手前の小高い石段の上に座っている一匹の白い猫が更に、その深さを描写しています。
一番のお気に入りは、「静物と街路」です。細い通りを挟んで立っている建物間に洗濯ものを干していて、イタリアの庶民的な町中を描いている様な木版画です。でもよく観ると、手前には2階の窓越しのテーブルに置かれた書籍は加えタバコのパイプが置かれ、その場所から町中を見下ろしている感じなのですが、テーブルと通りの道の高さが一緒なのです。でも違和感が全く無いのが、これまた不思議なのです。
エッシャーには騙されっぱなしでしたが、観ていて飽きの来ない楽しい展覧会でした。記念に図録を買って来ました。
今回の「エッシャー展」は日本初公開の作品ばかりですので、この展覧会もテレビで紹介された以降は大変な混雑となること必至です。展覧会場の最後に位置する仮設のミュージアムショップも30人も入れない位に狭く、こちらも今にパニック状態になる予感がしました。
鑑賞される方は是非、6月中の平日ランチタイムに行かれることを推奨します。
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