【特別展】没後60年記念
川合玉堂 ―四季・人々・自然―

山種美術館

  • 開催期間:2017年10月28日(土)~2017年12月24日(日)
  • クリップ数:8 件
  • 感想・評価:4 件
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川合玉堂《鵜飼》1895(明治28)年 絹本・彩色 山種美術館
川合玉堂《家鴨》1897(明治30)年 絹本・彩色 東京国立博物館[12/12-12/24 展示]
川合玉堂《夏雨五位鷺図》1899(明治32)年 絹本・彩色 玉堂美術館
川合玉堂《後赤壁》1911(明治44)年頃 絹本金地・墨画 青梅市立美術館(左)
川合玉堂《後赤壁》1911(明治44)年頃 絹本金地・墨画 青梅市立美術館(右)
川合玉堂《紅白梅》1919(大正8)年頃 紙本金地・彩色 玉堂美術館(左隻)
川合玉堂《紅白梅》1919(大正8)年頃 紙本金地・彩色 玉堂美術館(右隻)
川合玉堂《渓山四時図屏風》1939(昭和14)年 絹本・彩色 東京国立博物館(左隻) [前期:10/28-11/26 展示]
川合玉堂《渓山四時図屏風》1939(昭和14)年 絹本・彩色 東京国立博物館(右隻) [前期:10/28-11/26 展示]
川合玉堂《春風春水》1940(昭和15)年 絹本・彩色 山種美術館
川合玉堂《彩雨》1940(昭和15)年 絹本・彩色 東京国立近代美術館[後期:11/28-12/24 展示]
川合玉堂《山雨一過》1943(昭和18)年 絹本・彩色 山種美術館
川合玉堂《早乙女》1945(昭和20)年 絹本・彩色 山種美術館
川合玉堂《花をいけて》1929(昭和4)年 紙本・彩色 玉堂美術館
川合玉堂《松上双鶴》1942(昭和17)年 絹本・彩色 山種美術館
川合玉堂《屋根草を刈る》1954(昭和29)年 紙本・彩色 東京都
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

日本の山河をこよなく愛し、豊かな自然とそこに暮らす人々の姿を叙情豊かに描き出した川合玉堂(かわいぎょくどう) (1873-1957)。山種美術館では、没後60年を記念し、玉堂の画家としての足跡をたどり、その芸術を紹介する回顧展が開催されます。

愛知に生まれ、岐阜で育った玉堂は、14歳で京都の画家・望月玉泉(もちづきぎょくせん)に入門。画壇デビューを果たした17歳から同じ京都の幸野楳嶺(こうのばいれい)に師事しました。

1896(明治29)年には23歳で京都から東京へ移り、橋本雅邦(はしもとがほう)のもとでさらなる研鑽を積んでいきます。若い頃から好んで風景を描いた玉堂は、円山四条(まるやましじょう)派の基礎の上に、雅邦が実践した狩野(かのう)派の様式を取り入れ、さらに各地を訪ねて実際の景色に触れることで、伝統的な山水画から近代的な風景画へと新たな境地を拓いていきました。

また、官展で審査員をつとめ、帝国美術院会員となる一方、東京美術学校教授、帝室技芸員に任ぜられるなど、東京画壇における中心的な役割を果たし、1940(昭和15)年には文化勲章を受章しています。戦後は、疎開先の奥多摩にとどまって晩年を過ごし、大らかで温かみのある画風を展開させました。

本展では、初期の《鵜飼(うかい)》(1895年、山種美術館)から、大正期の《紅白梅(こうはくばい)》(1919年、玉堂美術館)をはじめとする琳派(りんぱ)等さまざまな研究を経て新たな境地を拓いた作品、円熟期の《彩雨(さいう)》(1940年、東京国立近代美術館)、晩年の牧歌的な作風を示す《早乙女(さおとめ)》(1945年、山種美術館)や《屋根草を刈る(やねくさをかる)》(1954年、東京都)まで、代表作を中心とする名作の数々とともに、玉堂の70年にわたる画業をご紹介します。

また、少年時代から俳句を嗜み、晩年には俳歌集『多摩の草屋(たまのくさや)』を刊行するなど、句作や詠歌は玉堂の生活の一部となっていました。玉堂の詠んだ詩歌が書かれた作品をとおして、家族や親しい芸術家との交流にもスポットがあてられ、素顔の玉堂の魅力を楽しむことのできる展覧会です。


開催概要EVENT DETAILS

会期 2017年10月28日(土)~2017年12月24日(日)
  • ※会期中、一部展示替えあり(前期:10/28-11/26、後期:11/28-12/24)
会場 山種美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区広尾3-12-36
時間 10:00~17:00
休館日 月曜日 
観覧料 一般 1,200円(1,000円)
大高生900円(800円)
中学生以下無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金および前売料金
    ※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は無料

    [お得な割引サービス]
    きもの・ゆかた割引:会期中、きもの・ゆかたでご来館のお客様は、団体割引料金
    リピーター割引:使用済み入場券(有料)のご提出で会期中の入館料が団体割引料金(1名様1枚につき1回限り有効)
    ※リピーター割引は、同一の展覧会を2回目以降にご覧いただく場合に有効
    他の展覧会の入場券はご使用いただけません
    ※複数の割引の併用はできません
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.yamatane-museum.jp/

山種美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

山種美術館 山種美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

晩冬から早春へ

川合玉堂展@山種美術館に行ってきました。圧倒された!スゴイ!ではなく、あぁいいなぁといった心に染み入る感動です。
おサルがカワイイ深山濃霧や彩雨、雨後も良いですし、瀑布、荒海といったダイレクトに感情に訴えかけてくる作品も素晴らしいですね。
古き良き日本の原風景はその時代を知らない私のような世代にも響いてきます。
玉堂であれば日本各地の名所を描こうと思えば描けたと思いますが、あの頃の日本のそこかしこに在ったであろう自然とそこに寄り添う人々にこそ魅力を感じたのかなと思います。
そういった点で市井に生きる大多数の人たちのために小説を書いた山本周五郎や藤沢周平にも似た印象を覚えます。
山種を出ると日に照らされたイチョウ並木がちょうどよい色付きでちょっとゆっくり歩いてみました。
後期は始まったばかり、気になった方は是非玉堂展にお出かけしてみては。オススメです。

4.0

動物がかわいい

奥多摩にアトリエを構えこよなく愛していたというのがうかがえるどこか懐かしい作品が多かったです
近景の緻密さと遠景のぼかした表現がよいコントラストとなっていました
いくつかの作品に小さいながらよくよく見るとかわいらしい動物たちが描かれていたのが気に入りました

THANKS!をクリックしたユーザー
しゃけトマトさん

4.0

玉堂さんの意外なものに出会えました

玉堂といえば、のどかな田園や田舎、山の風景とそこに暮らす人々の生活がえがかれているもの、と、イメージしていたのですが、ユーモラスな人の絵などもあり、とても意外で面白かったです。
アイススケート選手を描いた作品など、初見!!なモノもたくさんあり、楽しめました。
写生帖もあり、細かく描けるからこその、あのゆったりとしたおおらかな筆使いが生きてくるのかも・・。

THANKS!をクリックしたユーザー
しゃけトマトさん

5.0

自然をたのしむ

玉堂の愛した自然がたくさん描かれていて、とても心が穏やかになります。お孫さんとの微笑ましいエピソードとその結果は必見です!(チケットプレゼントいただきました、ありがとうございます!)

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川合玉堂《鵜飼》1895(明治28)年 絹本・彩色 山種美術館

川合玉堂《家鴨》1897(明治30)年 絹本・彩色 東京国立博物館[12/12-12/24 展示]

川合玉堂《夏雨五位鷺図》1899(明治32)年 絹本・彩色 玉堂美術館

川合玉堂《後赤壁》1911(明治44)年頃 絹本金地・墨画 青梅市立美術館(左)

川合玉堂《後赤壁》1911(明治44)年頃 絹本金地・墨画 青梅市立美術館(右)

川合玉堂《紅白梅》1919(大正8)年頃 紙本金地・彩色 玉堂美術館(左隻)

川合玉堂《紅白梅》1919(大正8)年頃 紙本金地・彩色 玉堂美術館(右隻)

川合玉堂《渓山四時図屏風》1939(昭和14)年 絹本・彩色 東京国立博物館(左隻) [前期:10/28-11/26 展示]

川合玉堂《渓山四時図屏風》1939(昭和14)年 絹本・彩色 東京国立博物館(右隻) [前期:10/28-11/26 展示]

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