2.0
生き物のような質感!
「ザムザ氏の散歩」は始めて現物を見ましたが、作品名のせいで、釉薬の黒い部分が生き物の模様めいて見えてくるのが面白いです。また足(?)が色んな方向に付いているおかげで、置き方も工夫できそうです。
八木氏の作品は美術館の有機的な空間にマッチしていました。生物の体内のような空間に八木氏の作品は未知の生物のように見えました。八木氏の作品の見どころは陶器を使って様々な質感を表していることです。
また、材質も陶器に限らずガラスやブロンズもあり、その形状も箱、階段、本など様々です。
一方清水氏の展示は陶器もパブリックアートを縮小したようなもので、あまり発見はありませんでした。また、八木氏と清水氏の関係も同時代の人、という以上の説明はありませんでした。
なんだか消化不良でしたが、八木氏の色んな作品が見れたので、満足度はそれなりです。