神戸開港150年記念特別展
「開国への潮流~開港前夜の兵庫と神戸~」

神戸市立博物館

  • 開催期間:2017年8月5日(土)~2017年9月24日(日)
  • クリップ数:2 件
  • 感想・評価:1 件
神戸開港150年記念特別展「開国への潮流~開港前夜の兵庫と神戸~」 神戸市立博物館-1
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長崎伝習所絵図 昭和初期(1925~30) 公益財団法人鍋島報效会 徴古館
将軍天保山入港(無題) 元治元年(1864) 五雲亭貞秀 大判3枚続 神戸市立博物館
プチャーチン提督肖像画 沼津市戸田造船郷土資料博物館
レザノフ屏風 文化元~2年(1804~05) 守屋壽コレクション・広島県立歴史博物館寄託 提供広島県立歴史博物館
摂州神戸海岸繁栄之図 明治4年(1871) 長谷川小信 3枚続 神戸市立博物館
魯西亜人初テ来朝登城之図 安政2年(1854)頃 神戸市立博物館
フェートン号図(崎陽録) 文化5年(1808) 長崎歴史文化博物館
神戸開港150年記念特別展「開国への潮流~開港前夜の兵庫と神戸~」 神戸市立博物館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

今年は神戸開港から150年目の年にあたり、本展はこれを記念して開催する展覧会です。ご存知のように、開港した神戸には諸外国から様々なヒト、モノ、知識、技術、制度、文化が流入し、人々のくらし、まちの風景は大きく変貌していきました。その様子については多くの識者が語り、また絵画や写真、書物として広く世間に伝えられたことで、「ハイカラ」神戸のイメージは人々の心に定着していきました。

しかし、1868年1月1日(慶応3年12月7日)の開港に向けて、どのように準備が進められ、実現されたのか、これまで語られる機会は多くなかったように思います。

18世紀半ばから19世紀半ばまでの約100年間は、軍事力を伴いつつ「開国」を迫る欧米諸国と対峙しながら、日本が新たな国際関係に歩みを進めるための模索の時代でもありました。神戸開港は、その集大成の一つといえるでしょう。

安政5年(1858)に幕府がアメリカをはじめとする欧米諸国との間に締結した通商条約によって、兵庫(神戸)は箱館、神奈川(横浜)、新潟、長崎とともに開港場に選定されます。しかし先行する箱館、横浜、長崎の開港に伴う国内経済の混乱や尊皇攘夷運動の隆盛、そして朝廷の猛烈な反対により、開港は困難な状況になります。そのため幕府は欧米諸国に使節団を派遣して交渉を行い、兵庫開港は5年延期されました。

ただし、この5年の間に京・大坂の政治的位置は急速に上昇し、大坂湾における幕府海軍の拠点、幕府直轄港に位置づけられた兵庫および神戸の港の近代化は急速に進められていきます。
そして、これが開港後の神戸の発展に結びついていくのです。本展では、近年新たに見出された絵図や日記、古写真などを交え、その歴史的潮流を、当時の国際環境や政治・外交に照らしながらたどってみたいと思います。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2017年8月5日(土)~2017年9月24日(日)
会場 神戸市立博物館 Google Map
住所 兵庫県神戸市中央区京町24番地
時間 10:00~17:00
休館日 月曜日 
(ただし9月18日は開館)、9月19日(火)
観覧料 一般 800円(前売・団体700円)
大学生 600円(前売・団体500円)
高校生 450円(前売・団体350円)
中・小学生 300円(前売・団体200円)
  • ※団体は20名以上。

    ※前売券は当館、神戸市立小磯記念美術館、神戸ゆかりの美術館の売店・券売窓口(休館日を除く)で販売。
    ※高校生・大学生は高等学校、高等専門学校、大学(短期大学、大学院含む)、専修学校(専門学校、予備校含む)で、学生証を確認できる方。
    ※満65歳以上で会場券売窓口に「神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)」持参の方は一般料金が半額。
    ※障害者の方で障害者手帳持参の方は無料。
    ※神戸市および隣接6市1町、淡路3市、鳴門市、徳島市、篠山市、堺市、忠岡町、岸和田市、泉佐野市、田尻町、紀の川市の小・中学生は、「のびのびパスポート」の提示により無料。
    ※その他の減免、割引は別に定める。
TEL078-391-0035
URLhttps://www.kobecitymuseum.jp/

神戸市立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

神戸市立博物館 神戸市立博物館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

重要文化財の「ザビエル像」と「南蛮図屏風」も展示されています。

神戸市立博物館では、2階で特別展「開港150年記念・開国への潮流」と、3階で所蔵品企画展「絵画と地図で読み解く日欧交流」をしています。
どちらか1つだけに入場することはできません。
2階の特別展では、神戸の港をメインとする街の発展の様子がいろいろな資料で紹介されていました。
私としては、むしろ3階の企画展のほうが楽しめました。
西洋で作られた古い地図の展示から始まって、日本には思えないような形の地図の中に「Sacay(堺)」や「Miyaco(都=京都)」といった表示がありました。
時代が下るにつれてだんだん正確な日本の形になっていくのが面白かったです。
メルカトルが書いた地図もありました。
重要文化財の「ザビエル像」と「南蛮図屏風」も展示されていて、撮影もOKです。(3階だけ)

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将軍天保山入港(無題) 元治元年(1864) 五雲亭貞秀 大判3枚続 神戸市立博物館

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レザノフ屏風 文化元~2年(1804~05) 守屋壽コレクション・広島県立歴史博物館寄託 提供広島県立歴史博物館

摂州神戸海岸繁栄之図 明治4年(1871) 長谷川小信 3枚続 神戸市立博物館

魯西亜人初テ来朝登城之図 安政2年(1854)頃 神戸市立博物館

フェートン号図(崎陽録) 文化5年(1808) 長崎歴史文化博物館

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