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現代のマンガに通じる感性
現代の日本のサブカルチャーに通じる感性を感じる、自由な表現性の浮世絵。勢いがあり、ドラマがあり、人間味があふれた見応えある作品の数々がとても楽しめました。
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悳俊彦(いさおとしひこ/1935生)は風土会に所属し一貫して武蔵野の自然を描く洋画家です。また歌川国芳、月岡芳年など幕末・明治期の浮世絵に早くから着目しコレクションしてきた蒐集家・研究者として、国内はもちろん、海外でも高い評価を受けています。
本展では、初公開の作品を多数含む、幕末・明治期の浮世絵コレクションを紹介し、武蔵野を描く悳氏の油彩画も併せて展覧します。
会期 | 2016年2月19日(金)~2016年4月10日(日) |
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会場 |
練馬区立美術館
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住所 | 東京都練馬区貫井1-36-16 |
時間 | 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 ただし、3月21日(月曜・休日)は開館、翌22日(火曜)休館 |
観覧料 | 一般 800円 高校・大学生および65~74歳 600円 中学生以下および75歳以上 無料 障害者(一般)400円 障害者(高校・大学生)300円 団体(一般)600円 団体(高校・大学生)500円 ぐるっとパスご利用の方300円(年齢等による割引の適用外になります)
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TEL | 03-3577-1821 |
URL | http://www.neribun.or.jp/web/01_event/d_museum.cgi?id=10276 |
4.0
現代の日本のサブカルチャーに通じる感性を感じる、自由な表現性の浮世絵。勢いがあり、ドラマがあり、人間味があふれた見応えある作品の数々がとても楽しめました。
5.0
展示解説の文章がキャッチーでユーモアにあふれていたのが印象的で展示の仕方にもストーリー性を感じました。
歌川国芳ブームにのっかて、ただ作品を並べているだけの展示会もある中で、歌川国芳愛がビシビシ伝わってくる素敵な展示でした。
4.0
歌川国芳やその系脈の浮世絵は、まるで劇場の舞台を見ているかのように、悲喜こもごもな物語を感じさせ、時間の流れを感じさせ、そしてどこかコミカルで愛くるしかったり、破天荒な勢いがあったり、そして格好いい。日本が誇れる芸術です。
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