この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
明治時代、金工、七宝、蒔絵などの優れた美術工芸品は、開国間もない日本にとって、文化レベルの高さや国力を世界に示す重要な産業でした。こうした優れた工芸技術を帝室の保護のもとに継承、発展させるため、設けられたのが帝室技芸員制度です。
当時の美術界において、帝室技芸員に任命されることは最高の名誉であり、帝室および宮内省からの依頼による作品制作や更なる技術の錬磨、そして後進の育成につとめる義務が課されるとともに、高潔な人間性が求められました。
蒔絵の分野で帝室技芸員に選ばれたのは、柴田是真、池田泰真、川之辺一朝、白山松哉の四人限りで、いずれも当時の万国博覧会において活躍した、日本を代表する名工たちです。彼らが手掛けた作品は、卓越した技でもって描かれる洗練された意匠、そしてその作品の完成度の高さと品格、風格で他を圧倒しています。
本展では、4人の帝室技芸員の作品を紹介します。彼らが残した独創性と気品あふれる美しい仕事をご覧ください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2017年5月20日(土)~2017年8月13日(日)
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会場 | 清水三年坂美術館 Google Map |
住所 | 京都府京都市東山区清水寺門前産寧坂北入三丁目337-1 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 火曜日 ※月・火曜日ともに祝日は開館 ※展示替期間ほか、都合により臨時休館する場合がございます |
観覧料 | 大人 800円(640円) 大・高・中学 500円(400円) 小学生 300円(240円) 幼児 無料
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TEL | 075-532-4270 |
URL | https://sannenzaka-museum.co.jp/ |
清水三年坂美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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