4.0
渋谷のB1で花見
渋谷駅から10分の静かな美術館。B1だけの展示スペースだが、ここの美術館はいい作品をたくさん持っている。今回は花をテーマに四季おりおりの花を咲かせている。奥村土牛の「醍醐」は一見の価値あり。花びらが薄く薄く重なって満開の桜木になっている。
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春夏秋冬の中でさまざまな表情をみせる自然の姿は、古くから日本人の心を魅了してきました。とりわけ、四季折々に咲き誇る花は、その美しさとともに、詩歌や文学と結びつきながら季節を象徴するモティーフとしても愛好され、現代にいたるまで描き継がれています。その表現には、単独の花、鳥や昆虫との組み合わせ、四季の花を一画面に描く構成など、個性豊かなバリエーションが生み出されました。
山種美術館では春爛漫の季節に合わせ、四季の花をテーマとした企画展を開催いたします。日本美術に描かれた梅、桜、牡丹、薔薇、百合、紫陽花、朝顔、菊、桔梗、水仙、椿などの代表的な花を通して、江戸時代から現代までの華麗なる絵画の世界をご覧ください。
江戸時代、琳派の絵師たちは、特に季節の草花や花木を多く題材としました。たとえば、花を風物や鳥と組み合わせて趣きある世界を作り上げた酒井抱一《月梅図》、《菊小禽図》、濃彩で四季の草花を鮮やかに配した鈴木其一《四季花鳥図》。金銀、豊かな色彩を用いた装飾的な画面、斬新なデザイン性を持つ琳派の作品は、時代を経ても色あせることのない魅力を放っています。また、近代以降においても、四季の草花100種を植物図鑑の如く細緻に表した田能村直入《百花》、醍醐寺三宝院の華やかなしだれ桜を描いた奥村土牛《醍醐》、扇面という伝統的な形式に季節の花を散りばめた加山又造《華扇屏風》などの作品に、四季の循環や季節特有の自然美を意識した表現を見てとることができます。
本展では、春夏秋冬の花を描いた多彩な作品約60点を展示し、花の絵画で美術館を満開にいたします。さらに、花の特徴や花にまつわる物語・歴史、画家が残した言葉を交え、その魅力をご紹介します。
| 会期 |
2017年4月22日(土)~2017年6月18日(日)
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|---|---|
| 会場 |
山種美術館
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| 住所 | 東京都渋谷区広尾3-12-36 |
| 時間 |
10:00~17:00
|
| 休館日 |
月曜日 |
| 観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大高生 800円(700円) 中学生以下無料
|
| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| URL | https://www.yamatane-museum.jp/ |
4.0
渋谷駅から10分の静かな美術館。B1だけの展示スペースだが、ここの美術館はいい作品をたくさん持っている。今回は花をテーマに四季おりおりの花を咲かせている。奥村土牛の「醍醐」は一見の価値あり。花びらが薄く薄く重なって満開の桜木になっている。
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疲れないならずーっと鑑賞していたいような作品が目白押しの展覧会でした。今年になって急に美術展に月4回以上いくようになった私で、日本画も、山種の前回の「日本画の教科書」で、日本画にこんなに魅かれるんだと知り、今回の「花*flower*華」は、artagendaさんのプレゼントでhappy! 行って内容に大満足でした。帰ってから感想とか「美術展の手帖」に書くのに、あまりにも気になる作品が多くて、初めて図録を購入しました。ちなみに「醍醐 奥村土牛」
「梅雨晴 山口逢春」「日本の花・日本の鳥 上村松篁」「初夏の頃 牧進」にひきつけられました。会期中にもう一度足を運ぼうと思っています(^^。今回は素敵なプレゼントどうもありがとうございました。
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東京都渋谷区で開催中の展覧会
酒井抱一《月梅図》19世紀(江戸時代) 絹本・彩色 山種美術館
酒井抱一《菊小禽図》19世紀(江戸時代) 絹本・彩色 山種美術館
鈴木其一《牡丹図》1851(嘉永4)年 絹本・彩色 山種美術館
鈴木其一《四季花鳥図》19世紀(江戸時代) 紙本金地・彩色 山種美術館
田能村直入《百花》1869(明治2)年 絹本・彩色 山種美術館
渡辺省亭《牡丹に蝶図》1893(明治26)年 絹本・彩色
横山大観《山桜》1934(昭和9)年 絹本・彩色 山種美術館
小林古径《白華小禽》1935(昭和10)年 絹本・彩色 山種美術館
奥村土牛《醍醐》1972(昭和47)年 紙本・彩色 山種美術館