4.0
はるばる碧南まで川端龍子
名古屋出張のついでとはいえ、わざわざ碧南まで観に行った甲斐があった。
大きな絵が好きな自分としては、「会場芸術」大賛成です。
〈爆弾散華〉が特に印象深かったが、「会場芸術」としては〈草の実〉、〈龍子垣〉など、絶対に実物を見ないとその良さを味わえないだろう。
他にも〈山葡萄〉も印象的。
〈河童青春 井守・水芭蕉〉では、カップルがどういう想いなのかがよく伝わってきて微笑ましかった。
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明治・大正・昭和という激動の時代を生き、「会場芸術」を掲げて圧倒的なスケールで超大作を生み出した日本画家・川端龍子(かわばたりゅうし 1885-1966)。龍子は和歌山県に生まれ、上京して洋画家としてその画業を始めます。後に渡米し、ボストン美術館で見た日本の古美術に感銘を受け、1914(大正3)年に日本画に転向。その後、再興日本美術院展を舞台に、洋画の手法を取り入れつつ、次第に作品の巨大化を試みます。日本画の枠にとらわれない個性豊かな作品は、院展で異彩を放ちましたが、1928(昭和3)年に同院を脱退。翌年に、在野の日本画団体「青龍社(せいりゅうしゃ)」を自ら主宰し、そこから30年以上にわたって画壇をリードしていきます。龍子は、青龍社で「会場芸術」を掲げ、時代性を意識したテーマを圧倒的なスケールで描き出し、人々をあっと驚かせ、それまでの「床の間芸術」とは異なる新しい日本画のスタイルを確立させました。
本展は、大田区立龍子記念館の全面的な協力を得て開催するものです。同館が所蔵する初期の洋画、スケッチや挿絵、晩年までの日本画の大作を通して、50年以上にわたった龍子の画業を紹介します。なお、碧南市藤井達吉現代美術館の館名の一部となっている藤井達吉(1881-1964)は、初期の制作活動において龍子との関係が深かったという縁があります。生誕140年を迎え、今なお人々を魅了する大迫力の龍子作品をお楽しみください。
【FEATURE|展覧会レポート】
日本画の風雲児・川端龍子が貫いた「会場芸術」
――大画面にほとばしる龍子の芸術世界を体感
| 会期 |
2025年9月13日(土)~2025年11月3日(月・祝)
|
|---|---|
| 会場 |
碧南市藤井達吉現代美術館
|
| 住所 | 愛知県碧南市音羽町1-1 |
| 時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
| 休館日 |
月曜日、9月16日(火)、10月14日(火) ※ただし9月15日、10月13日、11月3日は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,000円(800円) 高大生 600円(480円) 中学生以下 無料
|
| TEL | (0566)48-6602 |
| URL | https://www.city.hekinan.lg.jp/museum/ |
4.0
名古屋出張のついでとはいえ、わざわざ碧南まで観に行った甲斐があった。
大きな絵が好きな自分としては、「会場芸術」大賛成です。
〈爆弾散華〉が特に印象深かったが、「会場芸術」としては〈草の実〉、〈龍子垣〉など、絶対に実物を見ないとその良さを味わえないだろう。
他にも〈山葡萄〉も印象的。
〈河童青春 井守・水芭蕉〉では、カップルがどういう想いなのかがよく伝わってきて微笑ましかった。
5.0
川端龍子の実物をいつか見たいなぁと思っていました。
「草の実」・「爆弾散華」を筆頭に、圧倒的な描写力・巧な構図・余白の余韻に
言葉を失いました。
華やかなイメージの金、この金が哀しいほどに美しい。
「なぜ、もっと早くに見に行かなかった私」と後悔しました。
日常的に心の鍛錬を重ねることを心掛け、
高浜虚子に師事しながらも、「俳句は趣味ではなくスケッチの変形」と語る川端龍子。
画家を作るのは日々の画家自身の在り方なのだと思いました。
BGM: Lil Sunder11 Before turn me
5.0
最寄り駅から歩いて行けました。作品は撮影OKでしたので、みなさん作品を自由に撮影していました。大作が多い印象で、ゆっくり見て回り、作品解説は写真が添えられていることが多く、理解しやすく楽しめました。
併設されたカフェはランチやパンが人気、ミユージアムショップは作品が印刷されたパッケージのドリップコーヒーやどら焼きがあり、製造元の地元の店との関係性が近そうで好感が持てました。また行きたい美術館です。
4.0
香炉峰が見たくて、行ってきました。圧倒的な神聖というか、なんか神々しさ感じました。戦争画というものについて考える機会を頂けた気がします。
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川端龍子 《草の実》 昭和6年 大田区立龍子記念館
川端龍子 《草の実》(部分) 昭和6年 大田区立龍子記念館
川端龍子 《草の実》(部分) 昭和6年 大田区立龍子記念館
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川端龍子 《香炉峰》(部分) 昭和14年 大田区立龍子記念館
川端龍子 《香炉峰》(部分) 昭和14年 大田区立龍子記念館
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