4.0
動くや流れを感じる作品
原さんの絵で人物が描かれているとき、だいたい「同じ服装で3人」描かれるので、きっとこれは同一人物で”動き・時間”を1枚に閉じ込めたいんだろうな、と感じました。
それが一番分かるのが、個展タイトルにもなっている《フナ子》の絵、《サギ子》の絵です。単純にその光景は少しコミカルではあるけれど、人と自然を扱うことの多い原さんからすると、「自然の風景の中で、人間と他の動物が合体する」=共生する、という光景を描きたいのかな、と思いました。
作風としては、重ね塗りをしないあっさりとした油絵、として、一筆書きではないですが、筆を置いてすーーっと眺めの線・曲線を描く形で、そこに風や水や時間や心の動きを想像させられます。
と書いてきましたが、私は人物の登場しない《landscape》という作品が一番気に入りました。






