この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
戦後まもなく、前衛美術の領域で大きな注目を集めた女性美術家たち。その自由な実験が、十分に目を向けられてこなかったのは何故でしょうか。
当時、女性の活躍を後押ししたのが、海外から流入した抽象芸術運動「アンフォルメル(非定形)」と、それに応じた批評言説でした。しかし、次いで「アクション・ペインティング」が導入され、豪快さや力強さといった男性性に結びつきやすい「アクション」が評価の中心となるにつれて、結果的に多くの女性美術家の作品が見落とされてゆくことになりました。
本展では『アンチ・アクション』(中嶋泉[本展学術協力者]著、2019年)のジェンダー研究の観点を足がかりに、 1950〜60年代の日本の女性美術家による創作活動を見直します。「アクション」の時代に別のかたちで応答し、独自の抽象表現を展開した14名の作品およそ120点を紹介。半世紀以上を経ても驚くほど新鮮な「彼女たち」それぞれの挑戦にご注目ください。
◆ 出品作家
赤穴桂子(1924-98)、芥川(間所)紗織(1924-66)、榎本和子(1930-2019) 、江見絹子(1923-2015) 、草間彌生(1929- ) 、白髪富士子(1928-2015)、多田美波(1924-2014)、田中敦子(1932-2005) 、田中田鶴子(1913-2015) 、田部光子(1933-2024)、福島秀子(1927-97) 、宮脇愛子(1929-2014) 、毛利眞美(1926-2022)、山崎つる子(1925-2019)
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年3月25日(水)~2026年5月6日(水・振) |
|---|---|
| 会場 |
兵庫県立美術館
|
| 住所 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内) |
| 時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 |
月曜日 ※ただし5月4日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,600円(1,400円) 大学生 1,000円(800円) 高校生以下 無料 70歳以上 800円(700円) 障害者手帳等をお持ちの方(一般)400円(350円) 障害者手帳等をお持ちの方(大学生)250円(200円)
|
| TEL | 078-262-1011 |
| URL | https://www.artm.pref.hyogo.jp |
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出展作品・関連画像IMAGES
山崎つる子《作品》1964年 芦屋市立美術博物館蔵
© Estate of Tsuruko Yamazaki, courtesy of LADS Gallery, Osaka and Take Ninagawa,Tokyo
赤穴桂子《スペースに於ける物体》1958年 個人蔵
芥川(間所)紗織《スフィンクス》1964年 東京国立近代美術館蔵
榎本和子《断面(Ⅰ)》1951年 板橋区立美術館蔵
白髪富士子《作品No.1》1961年 高松市美術館蔵
多田美波《周波数37303055MC》1963年 多田美波研究所蔵 撮影:中川周
田中田鶴子《無》1961年頃 奈良県立美術館蔵
田部光子《作品》1962年 福岡市美術館蔵
福島秀子《ホワイトノイズ》1959年 栃木県立美術館蔵

