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西洋絵画400年の旅
―珠玉の東京富士美術館コレクション

京都市京セラ美術館

  • 開催期間:2026年3月20日(金・祝)~2026年5月24日(日)
  • クリップ数:80 件
  • 感想・評価:7 件
西洋絵画400年の旅―珠玉の東京富士美術館コレクション 京都市京セラ美術館-1
西洋絵画400年の旅―珠玉の東京富士美術館コレクション 京都市京セラ美術館-2
西洋絵画400年の旅―珠玉の東京富士美術館コレクション 京都市京セラ美術館-3
西洋絵画400年の旅―珠玉の東京富士美術館コレクション 京都市京セラ美術館-4
ジャック=ルイ・ダヴィッドの工房《サン=ベルナール峠を越えるボナパルト》 1805年 油彩・カンヴァス
アントニー・ヴァン・ダイク《ベッドフォード伯爵夫人 アン・カーの肖像》1639年 油彩・カンヴァス
ピエール=オーギュスト・ルノワール《赤い服の女》1892年頃 油彩・カンヴァス
クロード・モネ《睡蓮》1908年 油彩・カンヴァス
西洋絵画400年の旅―珠玉の東京富士美術館コレクション 京都市京セラ美術館-1
西洋絵画400年の旅―珠玉の東京富士美術館コレクション 京都市京セラ美術館-1
西洋絵画400年の旅―珠玉の東京富士美術館コレクション 京都市京セラ美術館-1
西洋絵画400年の旅―珠玉の東京富士美術館コレクション 京都市京セラ美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

1983年に東京都八王子市に開設した東京富士美術館は、国内外で制作された幅広い時代の絵画・版画・彫刻・写真・陶磁器等を約3万点収蔵しています。とくに西洋絵画コレクションは、16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術までを網羅し、国内屈指の充実度を誇ります。本展では同館の所蔵品から選りすぐられた80点あまりの西洋絵画を展覧します。

西洋では伝統的に神話画や宗教画が高尚な絵画ジャンルとして重視されましたが、近代になると斬新な絵画主題の開拓や、造形表現そのものの革新へと画家たちの関心が移っていきました。モネ、ルノワール、ゴッホ、シャガールといった人気画家のほか、ティントレット、ヴァン・ダイク、クロード・ロランらオールドマスターの名画を通して、西洋絵画400年の歴史をご堪能ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2026年3月20日(金・祝)~2026年5月24日(日)
会場 京都市京セラ美術館 Google Map
展示室本館 北回廊 1階
住所 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
時間 10:00~18:00
休館日 月曜日 
※ただし5月4日(月・祝)は開館
観覧料 一般 2,000円(1,800円)
高大生 1,500円(1,300円)
小中生 500円(300円)
  • ※未就学児は入場無料
    ※( )内は前売及び20人以上の団体料金
    ※前売券は2025年12月10日(水)10:00~2026年3月19日(木)23:59まで販売
    ※障がい者手帳等を提示の方は本人及び介護者1名まで無料(要証明)
    ※学生料金で入場の方は学生証を要提示
TEL075-771-4334
URLhttps://kyotocity-kyocera.museum/

京都市京セラ美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

京都市京セラ美術館 京都市京セラ美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

豊かな肖像のコレクション

さまざまなジャンルの西洋絵画を富士美のコレクションから概観できる本展。質の高いコレクションの数々にそれぞれの見所を見つけられる。私としては、なにより肖像芸術がおもしろかった。 メインビジュアルのナポレオン像は、よく言われるように理想化されているというが、それほど大きい作品ではないにもかかわらず、威厳と華やかさが絶妙なバランスで描出されていると感じた。そして肖像画といってとくに興味をひかれるのはやはり女性像。華やかな服飾の描写と柔らかな肌や髪の質感は目を見張る。ルージュロン《鏡の前の装い》が良かった。ピンクのドレスが描くシルエットや鏡台に向かって嬉しそうな顔をしている女性の立ち姿が印象的で、美しく装うことの喜びがこちらにまで伝わってくる。翻って、肖像といえるか怪しいが、マグリットによる林檎頭の人物像は謎めいているのに親しみを感じる。林檎はリアルな鏡ではなく、心象的な意味での鏡として機能しうるのかもしれない。… Read More

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morinousagisanさん

5.0

歴史画の円環

 前回、もともとは歴史画が絵画ジャンルのヒエラルキーのトップであり、風景画や静物画はその一部だったのがクライアントに求められるようになって独立して描かれるようになった、また、伝統絵画はある種、実験室の中のような特殊条件下での光景であったのに対して、近代絵画では自然光下という現実の光景、あるいは作者の主観を通した光景をいかに表現するかという方向にシフトしていった、という感じで終わった。  そういうわけで今回は再び歴史画に戻って鑑賞を始めることになったのだが、そう見ると歴史画は人物も物も描いてある総合的な絵画で、やっぱりすごいものだと思えてきた。  そして写真がある現代と比べて当時、現実を後世に残すという絵画の役割の切実感は全く違うものだったんだと思う。安易な東西比較になって嫌だが、全てのモノが移り変わっていく真理の下で、それをしかたないと受け入れる東洋に対し西洋では、それではそれを何とかして画布に定着させなければ、という切実さが強かった気がする。ダヴィッドの「戴冠式の皇帝ナポレオン」を見てそう思った。(そこにはプロパガンダ的な盛りはあるにしても)ナポレオンの着ていたマントはもう現存はして… Read More

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pink11catさん、黒豆さん、eiroh613さん、karachanさん、アバウトさん

4.0

じっくり読む展覧会

細見美術館に行くなら、こちらにもお邪魔しようと京セラ美術館の周りのお濠の桜が満開の時をねらって訪れた。  今回面白いと思ったのは、画家の紹介だ。生没年に加えて生まれた都市、亡くなった都市が表記してあって画家の人生の過ごし方が見えてくる。モランディのように同じ町で生涯過ごした画家もいれば、遠くまでさすらった画家もある。どんな一生だったのかなと想像を膨らませた。またもう一つ面白かったのが画家の係累が紹介してあったことだ。例えばこのナポレオンの絵で有名なダビィッド。彼の母の従兄弟がブーシェで、その紹介で絵を学び始めている。親子でつながる紹介はこれまでもあったが、このような遠い関係にも言及した紹介は興味深く、それぞれの画家の紹介をじっくりと読み進めながら鑑賞した。  個人的には現代に近い画家がすきなので、キリコやマグリットに出会えたのは嬉しかった。桜に誘われて思いがけない出会いがあった。… Read More

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5.0

光の表現にうっとり、来年のターナー展が愉しみです。

ターナーの『ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号』には、1832年のロイヤルアカデミーの展覧会で、一般公開前の最終確認日に、自分の作品の隣に飾られていた、ライバルであるジョン・コンスタブルの鮮やかな絵『ウォータールー橋の開通式(ホワイトホール階段からの眺め、1817年6月18日)』に対抗し、中央の舟の下にポンと「赤い浮標(ブイ)」を描き加えたという、ドラマチックな逸話が有名ですが、本日は小さく描かれている人に注目しました。 前方一番左にある帆船の穂先に立つ人が右側を向いています。よく見ると、黒い輪郭線で顔の部分が描かれていますが、顔色が背景の空と同じ青色のまま、手を抜いたのか、船酔した顔色を表現したのか、定かではありませんが。また、中央の帆船の前に小舟に人が2人乗っています。その右側の人の目がまん丸く飛び出ているように見えます。これは、赤いブイを描いたことに驚いた表現なのか(後から描き加えたブイなのでそんなことはないと思いますが)、定かではありませんが、細かい所までじっくり見ると、いろいろな発見があり面白かったです。… Read More

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REPORT

西洋絵画の矜持

 最近ヘンな展覧会に行き過ぎて伝統的な西洋絵画に魅力を感じなくなっていたので京セラ美術館の建物に入るまで観るつもりはなかったが、作品リストを見たらモディリアーニとかデ・キリコとかマグリットとかユトリロとかミロとかもいたので…readmore

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5.0

あの名画に会いたい、という名画が必ずあります

第1部(近代以前)の「サン・ベルナール峠を越えるボナパルト」。 右手が山頂を指し、赤いマントの裾が主を抱擁するような様。 元画はジャック・ルイダヴィッドの5枚の肖像画。 (「工房作」というのは弟子達の関わりが多いもの、だそうです) 実際のこの峠越えは、晴天で乗っていたのはラバ、着ていたのは分厚い防寒着。 ナポレオンは当初、閲兵の場面を望んだけれど最終的にはアルプス越えの場面を所望。 荒馬(?)でさえ悠々と乗りこなし兵士を鼓舞しているようなナポレオンの姿は、 たとえプロパガンダだったとしても、 これほど威厳に満ちたナポレオンの画を後世に残したルイダヴィッドの功績は大きいと思う。 (ドラロッシュが同じ場面を描いている作品は史実に近く描かれています) 今現在シャルロッテンブルク宮殿に補完されている5枚のうちの1枚の画は、 白馬ではなく栗毛の馬。 ヴィジェ・ルブランの「ルイ16世の妹 エリザベートの肖像画」。 けっして華美ではないシンプルなドレスに花飾りの付いた麦わら帽子をかぶっていて、 質素ではあるけれど華のある初々しい雰囲気。 アントワネットやその取り巻き達の同じ様な構図の絵画もあるので連作の一作品かも… Read More

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2.0

ルネサンス以降の美術史をジャンルでおさらい

「歴史画」「肖像画」「風俗画」「風景画」「静物画」と18世紀以降の作品をジャンルごとに紹介する。 ほぼ写真撮影可でした。初日は混んでないかなぁとは思ったのでしたが、譲り合えば最前線で観ることもできますし、交代で写真撮影もできる状態でした。 メインヴィジュアルのアルプスを越えるナポレオンはほかにも何作かあるそうで、そのお隣にあった「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」のジョセフィーヌに被せる冠を掲げるナポレオン像の下絵と考えられるそうでなるほどと。 花の静物画が美しかったです。 目に馴染んでいるせいか、18世紀以降の作品が私には良かったです。モジリアニやマグリット「再開」、久々に観たモランディ。 東京富士美術館、いろいろとお持ちですよね。 三浦篤先生の講演会や学芸員さんのギャラリートークもあるそうです。 京セラ美のメンバーシップなので、恩恵をたっぷり受けて感謝です。 春のコレクションルームも観てきました。 特集は「没後20年 井田照一」 お向かいの京国美であった特別展のなかでも、この「井田照一」と「モホイ・ナジ」の分からなかったさはNo.1 それで強く印象に残っています。 春の名品展示もあ… Read More

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wataruさん、アバウトさん、pink11catさん、くつしたあつめさん、karachanさん、他2人

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ジャック=ルイ・ダヴィッドの工房《サン=ベルナール峠を越えるボナパルト》 1805年 油彩・カンヴァス

アントニー・ヴァン・ダイク《ベッドフォード伯爵夫人 アン・カーの肖像》1639年 油彩・カンヴァス

ピエール=オーギュスト・ルノワール《赤い服の女》1892年頃 油彩・カンヴァス

クロード・モネ《睡蓮》1908年 油彩・カンヴァス

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