3.0
花より美人
多くの美術館で花モノ企画をやっているので、どうしたものかと思っていたんですが、重政周平の『素心蠟梅』」が見たくて行ってきました。
2024年の「Seed 山種美術館 日本画アワード」で優秀賞だった作品は、一言でいうと「シン日本画」。
背景のタッチが独特で、どんなふうに絵の具を使っているのか、全然わからなかった!
日本美術として見るべきか、現代美術として見るべきか、悩ましい。
さて、今回は花より美人に引き付けられました。
伊藤深水の『吉野太夫』は装いが素敵でした。
柔らかそうな襟巻がキリっとした太夫を少し優しく見せているのがいいですね。
菱田春草の『桜下美人図』は謎かけ作品なのかな?
花見の幕の端が地面に落ちていたり、頭身のバランスが歪な人がいたり、センターの二人は丸顔に切れ長な目がなんとも意味ありげ。
永青文庫で見た『六歌仙』の顔つきとも違うし、菱田春草の引き出しの多さにもビックリです。








