この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
美しく咲く花々は、古くから人々の心を魅了してきました。季節ごとに多彩な表情をみせる花は、四季を象徴するモティーフとして愛され、絵画の主題としても描き継がれています。この春、山種美術館では、花を描いた作品で館内を彩る華やかな展覧会を開催します。
本展では、朝日に輝く山桜を描いた横山大観《春朝》、雨上がりの陽光の中で咲く紫陽花をみずみずしく表した山口蓬春《梅雨晴》、色鮮やかな菊花が目を楽しませる酒井抱一《菊小禽図》、紅梅の咲く古木と白梅の咲く若木とが対照的な速水御舟《紅梅・白梅》など、春夏秋冬それぞれの季節を感じさせる花の名画が一堂に会します。
また、田能村直入《百花》では四季の草花100種が植物図鑑のように忠実に描かれ、季節を越えた 絢爛な世界が広がります。さらに、花と器をとり合わせた中川一政《薔薇》、桃の花咲く桃源郷を題材とした 山本梅逸《桃花源図》など、花を描く際のさまざまなアプローチにも注目し、花の絵画の魅力を紹介します。描かれた花により満開となった美術館で、百花繚乱の世界をお楽しみください。
※文中の作品はすべて山種美術館蔵
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年2月28日(土)~2026年5月10日(日) |
|---|---|
| 会場 |
山種美術館
|
| 住所 | 東京都渋谷区広尾3-12-36 |
| 時間 |
10:00~17:00
|
| 休館日 |
月曜日 5月4日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,400円 中学生以下無料(付添者の同伴が必要です) 春の学割 大学生・高校生 500円
|
| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| URL | https://www.yamatane-museum.jp/ |
山種美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
田能村直入《百花》1869(明治2)年 絹本・彩色 山種美術館
荒木十畝《四季花鳥》1917(大正6)年 絹本・彩色 山種美術館
横山大観《春朝》1939(昭和14)年頃 絹本・彩色 山種美術館
川端龍子《牡丹》1961(昭和36)年 絹本・彩色 山種美術館
速水御舟《牡丹花(墨牡丹)》1934(昭和9)年 紙本・墨画彩色 山種美術館
山口蓬春《梅雨晴》1966(昭和41)年 紙本・彩色 山種美術館
©公益財団法人JR東海文化財団
酒井抱一《菊小禽図》19世紀(江戸時代) 絹本・彩色 山種美術館
速水御舟《紅梅・白梅》1929(昭和4)年 絹本・彩色 山種美術館
山本梅逸《桃花源図》1844-48年頃(弘化年間) 絹本・彩色 山種美術館