1.0
作品少なすぎ
美術館の展示室はリニューアルとのことで作品はロビーや屋外、ちょっとした小部屋にあるのみでした。
メインビジュアルになってた作品は展示されておらずがっかりでした。
あの作品数で入場料しっかり取るんだなと残念な気分で後にしました。
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栗林隆(くりばやしたかし 1968年〜)は、長崎に生まれ育ち、現在はインドネシアと日本を往復しながら活動するアーティストです。活動開始から一貫して「境界」をテーマに、ドローイングや、インスタレーションや映像などの多様なメディアを用いて身体的体験を観客にうながす作品を国内外で発表してきました。
彼の作品は、自然と人間の関わりに対する本人の深い関心から生まれてきましたー展示室の中に和紙で作られた林が広がる《Wald aus Wald(林による林)》(「ネイチャーセンス展」2010年、森美術館)、そして薬草による蒸気で満たされた、原子炉の形を模した構造物の中で他の鑑賞者とともに過ごす〈元気炉〉シリーズ(2020年-、下山芸術の森 発電所美術館ほか)、タンカーを様々な生態系が共存する一つの場として、さらには思想や作品を運ぶプラットフォームとして捉えた《Tanker Project》(2021年-)などといった作品は、いずれも私たちの認識を揺るがすような刺激に満ちています。
本展は、そうした作家の視点によって生み出された、葉山館展示室外のさまざまな空間を利用した個展となります。本来展示空間ではないスペースのために発案されたインスタレーションをはじめとして、未発表のドローイングや映像作品なども展示することで、近年ますます活躍の場を広げている作家の過去と未来の「境界=今」をご覧いただきます。
会期 | 2024年12月14日(土)~2025年3月2日(日) |
---|---|
会場 |
神奈川県立近代美術館 葉山
![]() |
住所 | 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日、12月29日(日)~2025年1月3日(金) ※1月13日、2月24日を除く |
観覧料 | 一般 1,000(900円) 20歳未満・学生 850(750円) 65歳以上 500円 高校生 100円
|
TEL | 046-875-2800(代表) |
URL | https://www.moma.pref.kanagawa.jp/ |
1.0
美術館の展示室はリニューアルとのことで作品はロビーや屋外、ちょっとした小部屋にあるのみでした。
メインビジュアルになってた作品は展示されておらずがっかりでした。
あの作品数で入場料しっかり取るんだなと残念な気分で後にしました。
3.0
今回は美術館の改修工事中ということで、展示室以外を使った展覧会ということは、分かっていての訪問でした。
栗林さんといえば、鑑賞している自分側も作品を見ながら「境界」を超えるもしくは感じた瞬間が面白く感じられて、気になる作家だったので、ロビーなど展示室以外でどんな個展になっているのか興味があっての訪問でした。
ロビーや講堂などを使った展示でしたが、その場所でなければならない展示だったかというと、自分としては少し咀嚼が難しい。大きく3カ所に分かれた展示も、全体としてみると、展覧会は作品点数ではないにせよ、やはり作品点数が少なく(映像がものすごいボリュームですが。)、ちょっと残念にも思ってしまいました。
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