令和6年度第1回企画展
「1964 公文書で見る東京オリンピック開催への道」

国立公文書館

  • 開催期間:2024年6月1日(土)~2024年6月30日(日)
  • クリップ数:4 件
  • 感想・評価:1 件
令和6年度第1回企画展「1964 公文書で見る東京オリンピック開催への道」 国立公文書館-1
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令和6年度第1回企画展「1964 公文書で見る東京オリンピック開催への道」 国立公文書館-4
日本人初の国際オリンピック委員会委員 嘉納治五郎
「オリンピック東京大会の準備等のために必要な特別措置に関する法律」の公布
屋内総合競技場の建設
令和6年度第1回企画展「1964 公文書で見る東京オリンピック開催への道」 国立公文書館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

令和6年(2024)7月から9月にかけて、パリで第33回オリンピック競技大会・パリ2024パラリンピック競技大会が開催されます。また、令和6年は昭和39年(1964) 10月に東京で第18回オリンピック競技大会が開催されて60年を迎える年でもあります。

この機会に、日本とオリンピックとの出会い、昭和39年の第18回オリンピック競技大会の招致から準備、そして開催へといたる過程を国立公文書館の所蔵資料を中心に紹介します。

◆主な展示資料
日本人初の国際オリンピック委員会委員 嘉納治五郎
日本が初めて近代オリンピック大会に参加したのは、明治45年(1912)にスウェーデンで開催されたストックホルム大会でした。 この時の日本選手団の団長は、日本人初の国際オリンピック委員会(IOC)委員を務めた嘉納治五郎(かのうじごろう)でした。嘉納は万延元年(1860)に摂津国御影村(現在の兵庫県神戸市東灘区御影町)で生まれ、 柔道家、教育者として活躍し、日本の柔道・スポーツ、教育分野の発展に貢献しました。昭和13年(1938)、エジプトのカイロで開催されたIOC総会に参加した嘉納は、帰国する途中の船内で病気のため亡くなりました。 画像は嘉納の生前の功績に対して勲章が授与された際の文書で、日本のオリンピック参加に大きな功績があったことが記されています。

「オリンピック東京大会の準備等のために必要な特別措置に関する法律」の公布
昭和36年(1961)6月、「オリンピック東京大会の準備等のために必要な特別措置に関する法律」が公布されました。同法には、オリンピックの準備・運営経費の一部国庫補助や国有財産の無償使用、寄付金付郵便はがきの発行、日本専売公社等による援助などが定められています。画像は同法の公布の際に作成された御署名原本です。

屋内総合競技場の建設
昭和38年(1963)2月、文部省体育局長は大蔵省関東財務局長に対して、オリンピック東京大会の水泳・柔道・バスケットボール競技の会場として建設する屋内総合競技場の工事に関する調査、 測量および仮設物設置等のため、関東財務局が管理する敷地への立ち入り等に配慮を求める文書を提出しました。画像は文書の発出に関する決裁文書に添付された屋内総合競技場(現在の国立代々木競技場)の図面です。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年6月1日(土)~2024年6月30日(日)
会場 国立公文書館 Google Map
住所 東京都千代田区北の丸公園3番2号
時間 9:15~17:00
休館日 6月10日(月)
観覧料 無料
TEL03-3214-0621(代表)
URLhttps://www.archives.go.jp/

国立公文書館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

戦後、日本が一丸となって成し遂げた大事業!

高速道路に新幹線、地下鉄網とモノレール(廃止)、国立競技場(取壊し)や東京タワーに国体事業と、現在都市で当たり前に見ている景色が1964年のオリンピックを境に誕生した。
多くの機関と大勢の人々の熱意によりあの素晴らしい「東京オリンピック」が行われた。
その努力の一部を公文書と写真によって垣間見ることが出来る。

膨大な費用の捻出方法や競技場や選手村の敷地の確保など山積みの難題が実に簡潔に展示されている。
天皇陛下の天皇御璽の朱色が重々しい。

資料の中に外国人をあたたかく迎える運動、つまり「おもてなし」の文書が有り、今に繋がる日本人の美徳とする心得が書いてあり面白い。
逆に見ると外国人を怖がる人が多かったということだろう。

この貴重な資料をのんびりと無料で見られることに感謝する。

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karachanさん

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