この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
江戸から明治へ時代が移ると、風習や風俗も時代にあわせ変容しますが、鏑木清方が幼少期を過ごした東京の下町は、江戸の文化が色濃く残っていました。
すぐれた文筆家でもあった清方は、明治の東京の街並みや人々の暮らしを数々の随筆に書き残しました。新春の風情について触れた随筆では、年賀状の意匠に思いを巡らせ、新春芝居や弟子たちとの新年会をたのしむ清方の姿をうかがうことができます。
本展覧会では、筵を敷いて鏡餅の準備をする様子や羽根つきに興じる様子など、江戸のかおり残る頃の年末年始の情景に取材した作品や口絵を、清方の文章とあわせて紹介します。また、清方作品を名押絵師・永井周山が意匠化した押絵羽子板「明治風俗十二ヶ月」も展示します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年12月7日(土)~2025年1月13日(月・祝) |
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会場 |
鎌倉市鏑木清方記念美術館
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住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日、12月29日(日)~1月3日(金) ※1月13日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 300円 小・中学生 150円 鎌倉市民(市内に住所を有する方)、鎌倉に通学する小学生~大学生 無料 |
TEL | 0467-23-6405 |
URL | http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/index.html |
鎌倉市鏑木清方記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 新春福引き
1月4日(土)~10日(金)
◆ 新春初売り
1月4(土)~8日(水)
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出展作品・関連画像IMAGES

《餅むしろ》『文芸倶楽部』木版口絵 明治41年(1908) 鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵