この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
戦後、清方が鎌倉に移り住んでから最初にとりかかった仕事のひとつに雑誌『苦楽』の表紙絵の制作があります。『苦楽』は同じく鎌倉に住んでいた文学者・大佛次郎(おさらぎじろう 1897-1973)が創刊・主宰した文芸雑誌で、「社会人の文学の洗練と円熟」を旨として豪華な執筆陣や画家を迎え、昭和21年に創刊されました。
大佛から強い要望をうけた清方は、その熱意に応えて創刊号から表紙絵を担当し、昭和24年8月号まで四季折々の風俗に取材した美人画を描きました。その上、雑誌の呼び物であった「名作絵物語」へも作品を提供していました。亡くなるまで『苦楽』を手元に置いていた清方、彼にとり『苦楽』での仕事はやりがいのあるものでした。
本展覧会では、雑誌『苦楽』と表紙絵の下絵を中心に、季節の風情豊かな作品や口絵を展示し,清方と大佛次郎の関わりを紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2023年7月1日(土)~2023年9月10日(日)
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会場 | 鎌倉市鏑木清方記念美術館 Google Map |
住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号 |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 一般 450円 小・中学生 220円
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TEL | 0467-23-6405 |
URL | http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/index.html |
鎌倉市鏑木清方記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 大佛次郎記念館との連携イベント
「もっと知りたい!日本画家・鏑木清方と作家・大佛次郎」
相互割引き:各館の半券のご提示で観覧料が50円割引
期間:7/1(土)~10/18
◆ 着物割引き
会期中、着物でご来館の方は観覧料が50円割引
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