4.0
数多くの作品が鑑賞できました。
北川民次の作品は、他の美術館の常設展で、数点見たことがあったのみでしたが、独特の画風でとても印象に残っていましたので、今回、沢山の作品が鑑賞できて良かったです。
時代や社会情勢が色濃く反映されていることが、キャプションを読むことによって、よくわかりました。
また、美術教育にも力を入れたことを知ることができ、北川民次についての理解が、更に深まったと思います。
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メキシコで画家・美術教育者として活動した北川民次(きたがわたみじ 1894-1989)。
日本へ帰国後は、東京や愛知を拠点に洋画壇で活躍し、子どもの美術教育や壁画制作にも挑みました。約30年ぶりの回顧展となる本展では、北川がメキシコ時代に交流した作家や美術運動との関わりも視野に入れながら、彼がメキシコで学び日本へ帰国後も貫いてきた芸術への信念を再考します。
また本展では、北川の美術教育者としての側面にも注⽬します。北川はメキシコで野外美術学校の教師を務めた経験を活かして日本で児童美術学校を主宰し、美術批評家の久保貞次郎らの協力を得て絵本制作を⾏うなど、創造性をもった人間づくりを目指す美術教育に携わりました。現代でもなお示唆に富む革新的な方針やその手法を、生徒の作品や当時の資料とともに紹介します。
絵画作品約70点を含む約180点の作品と資料によって、洋画家・壁画家・絵本制作者・美術教育者など多彩な側面をもつ北川民次の魅力に迫ります。
会期 | 2024年6月29日(土)~2024年9月8日(日) |
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会場 | 名古屋市美術館 Google Map |
住所 | 愛知県名古屋市中区栄2-17-25 (芸術と科学の杜・白川公園内) |
時間 |
9:30~17:00
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休館日 |
月曜日、7月16日(火)、8月13日(火) ※7月15日(月・祝)、8月12日(月・休)は開館 |
観覧料 | 一般 1,500円(1,300円) 高大生 900円(700円) 中学生以下 無料
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TEL | 052-212-0001 |
URL | https://art-museum.city.nagoya.jp/ |
4.0
北川民次の作品は、他の美術館の常設展で、数点見たことがあったのみでしたが、独特の画風でとても印象に残っていましたので、今回、沢山の作品が鑑賞できて良かったです。
時代や社会情勢が色濃く反映されていることが、キャプションを読むことによって、よくわかりました。
また、美術教育にも力を入れたことを知ることができ、北川民次についての理解が、更に深まったと思います。
3.0
北川民次の大規模な回顧展。個人的にはあまり好みの作風ではないため、なかなか、うーんって感じでした。南米的な独特の奥行き感と、差し込まれている風刺、そしてのっぺりとした雰囲気。どうしても暗く感じてしまいます。ただこれだけ作品を一気に見ると、色々気付かされることもあり、それは良かったです。
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