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モダン・タイムス・イン・パリ 1925-機械時代のアートとデザイン

モダン・タイムス・イン・パリ 1925-機械時代のアートとデザイン

ポーラ美術館|神奈川県

開催期間:

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チャップリンの偉大さを再確認

始めの展示室では機械のパーツや車など工業製品が多く、異質な雰囲気の中で鑑賞を進めていった。
さらに同室では、チャップリンの映画の一部が上映されている。展覧会タイトルの「モダンタイムス」だった。またマルセルデュシャンもあった。

デュシャンといえば、となるがレディメイドのアートの意義について問われる部分があった。しかし今回はそれだけではなく、モダンを懐かしみ、愛でる部分があったように思う。

以前は発展する製品のアート性に焦点が当てられていたが、もはやモダンは過去なのかもと思った。

気に入った展示はいくつもあるが、印象に残ったものを紹介したい。
まずは杉浦非水のポスターだ。何枚か展示されていたが、何度見ても、大正ロマンの優美さが最大限にあると感じる。杉浦非水を採用した百貨店もすごいなぁと思う。

次に最後の方にあった、ロボットの展示だ。空山基のセクシーロボットだ。確か以前、森ビルで開催された現代アートの展覧会でも鑑賞する機会があったが、一度見たら忘れられないインパクトがある。
どう考えても人間ではなく、温かみのない金属でできていることが分かるのに、セクシーという表現に納得してしまうので、セクシーという言葉の表現に共通意識があるのだなということが分かる。
またセクシーと言われてきたマリリンモンローなどは、大衆から求められるセクシーさを提供する役割を機械的にしていたことが皮肉だと思う。

最後の展示室では現代アートの展示もある。

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