やきもの鑑賞のススメ
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2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」の影響による施設設備の点検・整備のため、当面の間、臨時休館
石川県七尾美術館は、能登地方の中心都市である七尾市にある美術館で、能登にゆかりのある作品を中心に国内外の優れた美術品を展示している。七尾の出身で桃山時代に活躍した長谷川等伯の展覧会やイタリア・ボローニャ国際絵本原画展も毎年開催している。
石川県七尾市は、古くから能登の政治、経済、文化の中心として栄え、桃山美術の画聖と讃えられる長谷川等伯生誕の地でもある。偉大な芸術家を育んだ背景には、当時の都の文化を積極的に取り入れて育てた畠山文化と、交易で栄えた町衆の経済的豊かさがあったといわれ、その文化的素地は、静かに、そして、脈々と現在に伝えられてきた。
石川県七尾美術館は、館内のハイビジョンコーナーにて、長谷川等伯の作品を大型ハイビジョンで鑑賞したり、年代ごとに収録した番組を随時見ることができる。
能登地区唯一の総合美術館として、年間を通じての様々な企画展を開催している。
また、公益財団法人七尾美術館は、平成26年4月1日、公益財団法人能登島ガラス美術館を吸収合併し、新たに公益財団法人七尾美術財団として、石川県七尾美術館と石川県能登島ガラス美術館を運営する公益財団法人としてスタートしている。
石川県七尾美術館の所蔵品は、主に「池田コレクション」と「能登ゆかりの作家・作品」に大別される。
「池田コレクション」は七尾市出身の実業家である池田文夫氏が蒐集した美術品であり、本コレクションが七尾市に寄附されたことが、石川県七尾美術館建設のきっかけとなった重要な作品群である。
また、石川県七尾美術館は現時点における能登地方唯一の総合美術館として、能登ゆかりの古今の作家や作品を幅広いジャンルで紹介することを重要なテーマとしている。
「能登ゆかりの作家」として、能登七尾出身で桃山時代に活躍した画家・長谷川等伯(1539~1610)が挙げられるが、その他にもあらゆる時代において、絵画や彫刻、工芸など様々なジャンルにおいて、ゆかりの各作家がそれぞれ優れた作品を制作しており、それらの作品を開館以来蒐集している。
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