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彫刻家の書いた小説、西尾康之「不死」跋より

「立体物を作るのは物理的に作業量が多く重労働であり、私など貧乏な作家は独りで作業していて、1日20時間労働もざらだ。物理は敵と思いながらも、どっぷりと物理側の人間ではある。その自己矛盾から解放されてみたいと、近ごろは3DCGなどの物理的な労力を経ずに立体像を構築できる手法に手を着けてもいて、小さな心の解放を目論み始めてはいた。だが、小説はその点で究極的である。最古にして高能率のバーチャリティを有すメディアだ。適度の読解力を共有していれば、文字を通して脳内に、何であろうと再生可能だ。物理に抗うテーマを成す手法として、文筆は私にとって自己矛盾の解決となりそうだと発見し、嬉々として取り組んだのであった。」

西尾康之「不死」跋より

https://bookmeter.com/books/22785334


プロフィール

松山賢
岩手県御所野遺跡近くで生まれる。
湯舟沢遺跡すぐ横で育つ。
横浜市三殿台遺跡そばに在住。
京都で日本画制作を経て、
土器、人形、彫刻をつくりはじめる。
最近は油彩画、野焼きの陶彫を制作、発表している。
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