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「始原のヴィーナスー旧石器時代の女性象徴ー」春成秀爾より

「始原のヴィーナスー旧石器時代の女性象徴ー」春成秀爾より

「「ヴィーナス」の呼称を心おきなく使うことができるのはローマ時代からである。そして、ギリシャ時代は「アフロディテ」、それ以前の呼称は当然、不明であって、新石器時代さらに旧石器時代までさかのぼると、女性像には現代の研究者の先入観や思い込み、さらには「女神」「地母神」のような解釈を排除した、外見にもとづく呼称を与えるほかはない。」

「旧石器時代の「ヴィーナス」と古代ローマやルネサンスのヴィーナス(春を象徴する女神)との共通性は女性の裸像という点だけであって、後生の人がヴィーナスに付与した「若く美しい女性」という芸術性を追求する目的を旧石器時代の女性裸像がもっていたとは思えない。」

「ここでは女性小像(female figurine)、女性象徴(female symbol)で通すことにしたい。そして、両者を合わせたばあいは女性象徴(female image)と呼ぶことにしたい。」


「男性優位の社会で、男性が宗教と芸術の分野を支配し独占してきた厳然とした事実は、芸術の歴史にも示されている。」

「中世以降の芸術は、王侯貴族が屋敷内の壁や調度品を飾るインテリアとつよく結びついており、王侯貴族が抱えている芸術家の男性は所有者の好みを満足させるべく、女性美をさまざまな形で表現するのに励んだ。」


https://bookmeter.com/books/22163759


プロフィール

松山賢
岩手県御所野遺跡近くで生まれる。
湯舟沢遺跡すぐ横で育つ。
横浜市三殿台遺跡そばに在住。
京都で日本画制作を経て、
土器、人形、彫刻をつくりはじめる。
最近は油彩画、野焼きの陶彫を制作、発表している。
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