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狗巻賢二オマージュ展 第一弾「縄文線のような」展

「縄文線のような」展ポスター

狗巻賢二×柴田精一

狗巻賢二オマージュ展 第一弾「縄文線のような」展

2024年1月27日(土)- 2月29日(木)

https://gyfa.co.jp/exhibition/like-jomon-lines.html

 

ギャラリーヤマキファインアートではこのたび、「狗巻賢二オマージュ展 第一弾: 縄文線のような」を開催いたします。狗巻賢二は、戦後日本の芸術動向を牽引したひとりで、時代を先駆けるユニークな作品で近年再び注目を集めていましたが、2023年1月に惜しまれながら逝去しました。ギャラリーヤマキファインアートでは狗巻の功績に多角的な視点から迫り、顕彰するべく、オマージュ展をシリーズで開催いたします。

 

第一弾となる本展では、狗巻が晩年に取り組んでいた自作のローラーによる連作《縄文線のような》に焦点を当て、それらの作品とともに、柴田精一が近年取り組んでいる版木を用いた意欲作を展観いたします。彼らは線と色彩と、その重なりに対する共通する関心を持ち、平面における空間の問題に独自のアイデアを打ち出しています。単純な行為に還元して、恣意性を排除しながら行われる創作活動は、制作の動機や意図を超えて、新鮮な驚きを我々に与えてくれます。

 

本展は、狗巻と柴田の作品を対比的に展観することを通じて、狗巻の業績を新たな視点で振り返りつつ、未来を担う後続するアーティストへの影響や、受け継がれる思考を浮き彫りにしようとするものです。彼らそれぞれのベクトルを交差させることによって、新たな発見や価値が生まれる場となることを期待します。是非この機会にご高覧ください。




プロフィール

Gallery Yamaki Fine Art
ギャラリーヤマキファインアートは2006年7月、神戸の目抜き通りに現代美術専門の画廊としてオープンしました。

神戸の中心という立地条件を活かし、美術と一般のコミュニケーション向上を目指しています。

フランスのシュポール/シュルファスのメンバーをはじめ、ヨーロッパや国内の作家の作品を取り扱い、美術館などに所蔵されている画家の作品なども手にとって見られるのも魅力の一つです。年間約7本のユニークな企画展をコレクターや art lovers に紹介しています。
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