3.0
無念!「コレクション展3」を見逃しの巻ww
十数年ぶりに金沢に行ったので、初めてこちらに伺いました。前回金沢に来た時には予定が合わずに行きそびれてしまったので今回はそれなりに楽しみにしていたのですが。
展覧会のタイトルから見て、またこの美術館の特色(80年代以降の作品についてスポット)から考えて、ある程度イメージはしていたのですが・・何と言うか芸術祭の(期間限定)美術館チックです。敢えていえば東京新美術館に近いかな。新美とかだと抽象的なタイトルの展覧会でもしっかりメインテーマに収斂している開催が多いのですがそういう感じでもない。バラバラな感じ。特にこれという作品はありませんでした。
そして何より導線のわかりづらさ、不明朗なガイドツアーの音声(職員の方が自らアナウンスされているようですが)には弱りました。こちらの美術館はコミュニケーションスペースとアートスペースの混在がテーマとのことですが、見に来た人に正直あまり親切とは言えません。出口表示の先に展示室があったりとかですね。ところどころに職員の方はいるのですが特に誘導的な案内をするわけでもなく・・。
極め付きは(自身のミスでもあるのですが)金沢の街を歩き疲れていたのもあり、ややぼーっとしていたのか・・同時開催されていた「コレクション展3」を見逃してしまったこと。一般的には「なり」で見て廻っていても自然と常設展に誘導してくれる美術館が多いですがここは意識しておかないとこういうことになる。連れも「全然気が付かなかった」と言っていたので見る側が意識を持っていないと見逃しが出る可能性があると感じました。コレクション展3には中園孔二の作品があったのに。悔やんでも後の祭り。
場所柄なのか平日でもかなり観光客の方が多く、あまり落ち着いて見れる環境ではありませんでした。もし次ここに行くなら、特に見たいものがある時に、下調べをしかりして、開館と同時にといったところでしょうかねぇ。次はいつになるかというところではありますが。