この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
熊谷孝太郎(くまがいこうたろう 1893~1955)は、上磯町(現・北斗市)の裕福な地主の家に生まれました。函館中学(現・函館中部高校)に入学するも、結核を患い中退。以後、病気療養の傍ら、趣味の写真や絵画制作などに親しむ生活を送ります。大正後期から昭和初期にかけて、函館十字街を中心とした繁華街とそこを行き交う人々の様子を集中的に撮り続けています。しかし、こうした写真群は、あくまで個人的な趣味として撮影され、生前ほとんど発表されることはありませんでした。
間世潜(ませひそむ 1904~1959 本名、小林政次)は、函館に生まれました。写真館での見習いを経て1929年に北海タイムスに入社。日中戦争勃発後は従軍記者として活動しました。戦後は北海道新聞東京総局に勤務後独立、谷中初音町にスタジオを構えフリーランスの写真家として、舞台写真や人物写真などを撮影しています。なかでも、5年近い年月をかけて、函館近郊にあるトラピスチヌ修道院での生活を取材、撮影した写真集『ライカ写真集トラピスチヌ修道院』は生涯の代表作となりました。
本展では、ビンテージプリントに加え、残されたネガから新たにプリントし、函館ゆかりの二人の写真家の作品を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年4月27日(土)~2024年6月16日(日) |
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会場 | 北海道立函館美術館 Google Map |
住所 | 北海道函館市五稜郭町37-6 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日、4月30日(火)、5月7日(火) ※ただし4月29日、5月6日は開館 |
観覧料 | 一般 920円(720円) 高大生 610円(410円) 小中生 300円(200円)
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TEL | 0138-56-6311 |
URL | https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/hbj/ |
北海道立函館美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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