4.0
西洋美術の流れ
神話や宗教画から始まった西洋絵画が肖像画・風景画・静物画や民俗画に移行していったり、新しい表現が出てきたことを系統的に展示していました。西洋美術の流れみたいなものが少しわかったような気がしました。
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1983年に東京都八王子市に開館した東京富士美術館は、国内外で制作された幅広い時代の絵画・版画・彫刻・写真・陶磁等を約3万点収蔵しています。とくにその西洋絵画コレクションは、16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術までを網羅し、国内屈指の充実度を誇ります。本展では同館の所蔵品から選りすぐられた80点余の西洋絵画を展覧します。
西洋では伝統的に神話画や宗教画が高尚な絵画ジャンルとして重視されましたが、近代になると斬新な絵画主題の開拓や、造形表現そのものの革新へと画家たちの関心が移っていきました。
モネ、ルノワール、ゴッホ、シャガールといった人気画家のほか、ティントレット、ヴァン・ダイク、クロード・ロランら古典的巨匠の名画を通して、西洋絵画400年の歴史をご堪能ください。
会期 | 2024年7月26日(金)~2024年9月23日(月・振) |
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会場 | 静岡市美術館 Google Map |
住所 | 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階 |
時間 |
10:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
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休館日 |
月曜日 ※ただし祝日の場合は開館、翌火曜日は休館 ※8月13日(火)は臨時開館 |
観覧料 | 一般 1,400円(1,200円) 大高生・70歳以上 1,000円(800円) 中学生以下 無料
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TEL | 054-273-1515(代表) |
URL | https://shizubi.jp/ |
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神話や宗教画から始まった西洋絵画が肖像画・風景画・静物画や民俗画に移行していったり、新しい表現が出てきたことを系統的に展示していました。西洋美術の流れみたいなものが少しわかったような気がしました。
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フランス・ハルス、ブーシェ、ゴヤ、カナレット、ターナー、サージェント、カイユボット、モディリアーニ、モランディ...国立西洋美術館が所蔵していない作家がごろごろと!
東京・八王子にある東京富士美術館所蔵の西洋絵画400年の作品による展覧会です。
単純に時代順ではなく歴史画、肖像画、風景画などとテーマが与えられています。時代順ではないとはいえ見やすいように前半に16世紀~19世紀前半の多くが固まっていて19世紀後半以降になると時代が行き来することなく時代に沿っていてわかりやすい展示になっています。
アントニー・ヴァン・ダイクの麗しい女性像、大気まで描き切ったターナー、池に浮かぶ睡蓮と水面に映る木々が水に溶け込む様を見事に捉えたモネなど素晴らしい名画がいくつも並んでいます。
これらは西洋絵画コレクションのごく一部であり、八王子の美術館ではジョルジュ・ド・ラ・トゥール、クラーナハ、ピーテル・ブリューゲル、シャルダン、フラゴナール、アングル、マネなどが現在展示されています。同時期にどちらも見ましたが、改めて東京富士美術館のコレクションは西洋絵画の巨匠たちを揃えていて凄いなと思いました。静岡の方はこの機会を是非お見逃しなく!
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