この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
生誕140年を前に寄贈を受け里がえりした《故里の想ひ出》を初公開！心の詩をえがいた夢二の作品やことばが、あなたを郷愁の世界にいざないます。
竹久夢二（1884-1934）は、絵と詩を通して家族や、旧友らと過ごしたふるさとへの慕情を著作本である『夢のふるさと』をはじめとして数多く表現しています。夢二作品に共通する重要なテーマである“郷愁”は、当時のみならず時代や国境をこえて多くの人々の共感を誘い、没後90年経つ今でもわたしたちの心にしみわたります。
夢二は岡山県瀬戸内市邑久町で生まれましたが、家の事情で数えの16歳で故郷を離れることとなり、その後東京で挿絵画家として出発しました。夢二が描いた「夢二式美人」は一世を風靡し、絵画・デザイン・詩文などの多彩な表現で人気を集めました。それらの作品には愛情あふれる母をはじめふるさとの人々の思い出が大きく影響しています。
本展では竹久夢二がふるさとやこどもを描いた絵画、詩、短歌などを通して岡山での幼少期の記憶をたどりながら夢二の心の中をのぞくようにその創作の原点をたどります。
併設の「art cafe 夢二」では限定のスイーツや企画展に合わせた夢二デザインのきびだんごもお楽しみいただけます。
2024年は夢二の生誕140年を記念して、6月から夢二郷土美術館のコレクションが東京をはじめ、生誕月9月には岡山、その後大阪など、全国6カ所を巡回します。夢二のふるさとで夢二作品の色あせない魅力を感じていただければ幸いです。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2024年3月12日(火)～2024年6月9日(日) |
|---|---|
| 会場 |
夢二郷土美術館 本館
 Google Map |
| 住所 | 岡山県岡山市中区浜2丁目1-32 |
| 時間 |
9:00～17:00
（最終入場時間 16:30）
|
| 休館日 |
月曜日（祝日・振替休日の場合は翌日） ゴールデンウィーク中の4月23日（火）～5月6日（月・振休）は休まず開館 |
| 観覧料 | 大人 800円 中高大学生 400円 小学生 300円
|
| TEL | 086-271-1000 |
| URL | https://yumeji-art-museum.com/ |
夢二郷土美術館 本館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
竹久夢二《故里の想ひ出》 夢二郷土美術館蔵
竹久夢二《おもひで》 夢二郷土美術館蔵
竹久夢二「金の星童謡曲譜6集〈子守唄〉」 夢二郷土美術館蔵
竹久夢二「淑女画報」第4巻第2号 夢二郷土美術館蔵
企画展チラシ