この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
浮世絵風景画の名手である葛飾北斎(1760―1849)と歌川広重(1797―1858)。大胆な構図で知られる北斎、叙情性豊かな描写が際立つ広重、他の追随を許さないこの二人は、いかにして名作を生み出したのでしょうか。
北斎は70年におよぶ画業の中で多様な制作活動を続けながら、そのひとつの到達点として「冨嶽三十六景」をつくりました。一方、本作の刊行当時、いまだヒット作のない一介の絵師であった広重ですが、それ以後「東海道五拾三次之内」のように、北斎とは異なる方向で自らの画境を切り開いていきます。
本展では、江戸東京博物館の所蔵する作品から、北斎の「冨嶽三十六景」全46点のほか、「東海道五拾三次之内」「名所江戸百景」といった広重風景画の名作など、計213件を一挙公開し、二人の絵師の挑戦をたどります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年6月7日(金)~2024年7月7日(日) |
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会場 |
岡山県立美術館
![]() |
住所 | 岡山県岡山市北区天神町8-48 |
時間 |
9:00~17:00
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観覧料 | 一般 1,500円 65歳以上* 1,400円 大学生* 1,100円 高校生以下*無料 【前売券】 一般早割チケット 1,200円 一般(5月1日~6月6日販売)1,300円 ペア(一般2枚、1人で2回の利用も可)2,400円
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TEL | 086-225-4800 |
URL | https://c.sanyonews.jp/hokusaiandhiroshige/ |
岡山県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
![](https://www.artagenda.jp/img/event/9605/main_4.jpg)
「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 葛飾北斎/画 天保2~4年(1831~33)頃
![](https://www.artagenda.jp/img/event/9605/main_1.jpg)
「三保松原図」 安藤徳太郎(歌川広重)/筆 文化3年(1806)
![](https://www.artagenda.jp/img/event/9605/main_2.jpg)
「新板浮絵忠臣蔵 第十一段目」 葛飾北斎/画 享和末~文化初期(1804~07)頃
![](https://www.artagenda.jp/img/event/9605/main_3.jpg)
「万歳図」(『風物勧化帖』) 葛飾北斎/画 文化元年(1818)
![](https://www.artagenda.jp/img/event/9605/main_5.jpg)
「冨嶽三十六景 凱風快晴」 葛飾北斎/画 天保2~4年(1831~33)頃
![](https://www.artagenda.jp/img/event/9605/main_6.jpg)
「冨嶽三十六景 深川万年橋下」 葛飾北斎/画 天保2~4年(1831~33)頃
![](https://www.artagenda.jp/img/event/9605/main_7.jpg)
「冨嶽三十六景 尾州不二見原」 葛飾北斎/画 天保2~4年(1831~33)頃
![](https://www.artagenda.jp/img/event/9605/main_8.jpg)
「東海道五拾三次之内 原 朝之冨士」 歌川広重/画 天保5~7年(1834~36)頃
![](https://www.artagenda.jp/img/event/9605/main_9.jpg)
「東海道五拾三次之内 庄野 白雨」 歌川広重/画 天保5~7年(1834~36)頃