5.0
楽しみにしていた展覧会
東京訪問予定が、ケガ入院中にためいけなくなり、同行予定だった友人に行ってもらいました。以下、彼女の感想です。
【大地に耳をすます
気配と手ざわり】
『未開の大自然ではなく自然と人の暮らしが重なる場から生まれた彼らの作品は、自然と人の関係性を問い直すものでもあります。
古来人間は、自然の営みに目を凝らし、耳をすまし、長い年月をかけて共生する術を育んできました。自然に分け入り心動かされ、風土に接し生み出された作品は、人間中心の生活のなかでは聞こえにくくなっている大地の息づかいを伝えてくれます。」
まさに自然の偉大さを知らしめられ、日常生活を普段通りに送っている私が薄れていた自然への畏怖の念が蘇り、改めて自然とういものの凄さに向き合う時間になりました。
鋭敏な感覚をとおして触れる自然と人のあり様は、私たちの「生きる感覚」をも呼び覚ましてくれると紹介されてるように「生きる感覚」を根底から呼び覚ましてくれた展覧会でした。