この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
本展覧会は、東京国立近代美術館が所蔵する近・現代工芸のコレクションの中から、“茶の湯のうつわ”をテーマに作品を選び出し、近代から現代にかけての茶の湯の造形について概観するものです。
日本の工芸が大きく発展した背景に、茶の湯との関わりがあります。近代以降、さまざまな素材を駆使した優れた作品=“茶の湯のうつわ”が生み出されてきました。それらはつくり手の想いを伝える「表現の“うつわ”」として、また、使い手からの「見立ての“うつわ”」として、造形や意匠に独自性を打ち出したものも少なくありません。
大正から昭和、そして平成へと移りゆく“茶の湯のうつわ”の形や様式の美を、重要無形文化財保持者(人間国宝)をはじめとする近・現代の作家の作品を通して紹介します。さらには、「茶室」(仮設)とのコラボレーションによる、しつらえとうつわの取り合わせも楽しんでいただきたいと思います。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2016年12月17日(土)~2017年2月19日(日)
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会場 |
国立工芸館
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住所 | 石川県金沢市出羽町3-2 |
時間 | 9:30~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 |
月曜日 ※1月2日、9日は開館 年末年始 12月28日(水)~2017年1月1日(日・祝)、1月10日(火) |
観覧料 | 一般 210円(100円) 大学生 70円(40円)
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | http://www.momat.go.jp/cg/exhibition/chanoyu_2/ |
国立工芸館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

三輪栄造《金彩クルス水指》 1993年 東京国立近代美術館蔵

川喜田半泥子《志野茶碗 赤不動》1949年 東京国立近代美術館蔵

三輪壽雪《鬼萩割高台茶碗》 2006年 東京国立近代美術館蔵

高橋奈己《白磁茶碗》2016年 個人蔵

津金日人夢《青瓷花生》2016年 個人蔵

加藤孝造《瀬戸黒茶盌 昇竜》 2011年 東京国立近代美術館蔵

松田権六《渚蒔絵桧棗》 1960年 東京国立近代美術館蔵

ルーシー・リー《ピンク線文碗》1975-79年頃 東京国立近代美術館蔵

黒田辰秋《赤漆五稜茶器》1980年頃 個人蔵