4.0
トンボやチョウ、知ってる虫の知らない一面
全方位の昆虫展では無く、トンボ・チョウ・ハチ・カブトムシ・クモを〈扉〉と称してブース分け、それぞれの知ってる話の深掘り、知られてない話を標本と共に展示解説。
解説は専門用語も混じるが、わかりやすい言葉に練られていて理解はしやすい。標本は小さく確かに〈マニアック〉なものが多いが、解説を読めばその小さい標本にも釘付けになる。
展示方法もカラフルでグラフィック的にもよくできていた。アイコン代わりの巨大模型もなかなかのクオリティだった。
人気だったのはやっぱりトンボ、チョウ、カブトムシ。子どもは見ているだけで大喜びだった。えぐいビジュアルの標本もあったけど、まぁそれはそれ……。
もう夏休みが終わっていたので、マニアックな人達が結構多く、あちこちで細かい話をしているグループが多かった。
面白楽しかったりキレイキレイでは無いけど、カハクらしい好奇心探究心をそそる展覧会だった。
9月20日(金)11時半入館。混雑と言うほどでは無し。撮影可。