田中一村展 奄美の光 魂の絵画

東京都美術館

  • 開催期間:2024年9月19日(木)~2024年12月1日(日)
  • クリップ数:129 件
  • 感想・評価:13 件
田中一村展 奄美の光 魂の絵画 東京都美術館-1
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田中一村展 奄美の光 魂の絵画 東京都美術館-15
「アダンの海辺」昭和44年(1969) 絹本着色 個人蔵
© 2023 Hiroshi Niiyama
田中一村 肖像 © 2023 Hiroshi Niiyama
「菊図」大正4年(1915)紙本墨画淡彩 個人蔵
©2024 Hiroshi Niiyama
「椿図屏風」昭和6年(1931)絹本金地着色 2曲1双 千葉市美術館蔵
©2024 Hiroshi Niiyama
「白い花」昭和22年(1947)紙本着色 2曲1隻 田中一村記念美術館蔵
© 2023 Hiroshi Niiyama
「秋晴」昭和23年(1948)9月 絹本金地着色 2曲1双 田中一村記念美術館蔵
©2024 Hiroshi Niiyama
「忍冬に尾長」昭和31年(1956)頃 絹本着色 個人蔵
©2024 Hiroshi Niiyama
「花と軍鶏」昭和28年(1953)頃 絹本着色 田中一村記念美術館蔵
©2024 Hiroshi Niiyama
「ずしの花」昭和30年(1955)絹本着色 田中一村記念美術館蔵
©2024 Hiroshi Niiyama
「奄美の海に蘇鐵とアダン」昭和36年(1961) 紙本墨画着色 田中一村記念美術館蔵
© 2023 Hiroshi Niiyama
「初夏の海に赤翡翠」昭和37年(1962)頃 絹本墨画着色 田中一村記念美術館蔵
©2024 Hiroshi Niiyama
「榕樹に虎みゝづく」昭和48年(1973)以前 絹本墨画着色 田中一村記念美術館蔵
© 2023 Hiroshi Niiyama
「枇榔樹の森」昭和48年(1973)以前 絹本墨画着色 田中一村記念美術館蔵
©2024 Hiroshi Niiyama
「不喰芋(くわずいも)と蘇鐵(そてつ)」昭和48年(1973)以前 絹本着色 個人蔵
© 2023 Hiroshi Niiyama
「海老と熱帯魚」昭和51年(1976)以前 絹本着色 田中一村記念美術館蔵
©2024 Hiroshi Niiyama
田中一村展 奄美の光 魂の絵画 東京都美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

国内最多のコレクションを誇る田中一村記念美術館(鹿児島県奄美市)の全面的な協力により、神童と称された幼年期から最晩年に奄美で描かれた作品まで、250点を超える作品を一堂に紹介します。

世俗的な栄達から距離をおき、我が道を歩んで描き続けた一村の生涯は、「不屈の情熱の軌跡」といえるものでした。澄んだ光に満ちた一村の絵画は、その情熱の結晶であり、彼の魂の輝きをも宿しているかのようです。

本展では、近年の研究で発見された資料を多数含む構成により、この稀にみる画家の真の姿に迫ります。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年9月19日(木)~2024年12月1日(日)
会場 東京都美術館 Google Map
住所 東京都台東区上野公園8-36
時間 9:30~17:30 (最終入場時間 17:00)
  • 金曜日は9:30~20:00(最終入場時間 19:30)
休館日 月曜日、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
※ただし、9月23日(月・休)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館
観覧料 一般 2,000円(1,800円)
大学生・専門学校生 1,300円(1,100円)
65歳以上 1,500円(1,300円)
  • ※土曜・日曜・祝日及び11月26日(火)以降は日時指定予約制(当日空きがあれば入場可)
    ※11月22日(金)までの平日は日時指定予約は不要
    ※( )内は前売料金
    ※前売券は2024年8月19日(月)10:00 〜9月18日(水)23:59までの販売
    ※高校生以下無料
    ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
    ※身体障害者手帳等のお手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)・高校生以下の方は、日時指定予約は不要です。高校生以下の方は、日時指定予約は不要です。直接会場入口にお越しください
    ※高校生、大学生・専門学校生、65歳以上の方、各種お手帳をお持ちの方は、いずれも証明できるものを要提示
    ※毎月第3 土曜日・翌日曜日は家族ふれあいの日により、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住、2名まで)は一般通常料金の半額(住所のわかるものを要提示)日時指定予約不要、販売は東京都美術館チケットカウンターのみ
URLhttps://isson2024.exhn.jp

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

鳥好きにはたまりません

緑色の微妙な濃淡や色相の重なりが美しく、ポスターなどの告知物を見て好みだなあと思ったので、行ってみました。奄美大島の大自然に生息する名もない植物を繊細な描写とダイナミックな色遣いで表現している・・・という先入観を持って臨んだ展覧会でしたが。まるで透明絵具の水彩画のような繊細な色の濃淡が、墨の濃淡に微着色という手法で表現されていたとは、日本人ならではの発想に驚いてしまいます。また、農家の絵の庭先や南国の植物の葉の間など、ところどころに登場するいろいな鳥たちの生き生きした姿にすっかり魅了されました。鳥が好きで自宅でたくさん飼っていたということで、鳥たちのちょっとした表情やしぐさの描写、羽の表現の細かさも半端なく、同じ鳥好きとして、大変楽しく鑑賞しました。伊藤若冲の鳥の絵も好きですが、作風は全然違っていて面白かったです。帰りのショップでは、鳥がモチーフになった可憐で美麗なグッズをいろいろ買い込みました。部屋に飾って楽しみます!!特に鳥好きの人に強くお勧めしたい展覧会でした。

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アバウトさん、aynokさん

5.0

まるで一村のサイレント映画?

田中一村のことをよく知らなかった私は、いくらか予習し展覧会へ出かけました。
第1章、2章と一村が観てきた景色と、描かずにいられなかった視点に心が共鳴し、配色に魅了され、第3章の奄美に辿り着いたころには、まるでサイレント映画で一村の生涯を観ているかのような感覚に満たされました。
美しさに圧倒される大作から、人間味あふれるスケッチまで、ずっと眺めていたいと感じる作品が数多くあり、もっと一村のことを深堀りしたくなりました。
出会えて本当によかったです。

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uchikoさん、アバウトさん

4.0

神童の生涯

田中一村の生涯をたどる展覧会。神童と言われた時代。たしかにこの年齢でこれを描いたの!?と驚かされるが、年齢を抜きにすると他の大家を彷彿とさせる絵であまり面白くない。神童と言われていただけに、時がたち他の人に追いつかれ追い越されることは屈辱だっただろう。一村自信の「秋晴」は私も傑作だと思ったが、入選しなかった。納得いかず他に入選作があったが辞退したらしい。また別の機会に出品した渾身の作品も入選せず、怒って燃やしてしまったらしい。こういうところがプライドが高く評価されなかった一因なのかもと思った。さて、もう嫌になった一村は当時日本の最南端だった奄美に引っ込んでしまう。でも絵筆を置くことはなく、極貧の中で描きたい絵を描きたいように描き晩年の傑作の数々を残して孤独に亡くなる。悟りの境地にでも至ったかのようだ。展覧会の最後を飾る晩年の作品はどれもすばらしい。画壇に認められず奄美に渡ったから一村特有の絵が生まれ、今の評価があり、我々もその作品を楽しませてもらっているのだと思う。存命中に名声や富を得ることはなかったが、手紙には好きな絵が描けてとても幸せだと書いている。それが本心で真実であることを祈る。

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harukaさん、morinousagisanさん

4.0

作品数300点超、圧巻の回顧展、立ち去り難き思い

個人的には、今年の展覧会の中では指折りの注目展。それなりに予習もし、他の方のレビューも読んで臨んだ金曜日夜です。

年代順に3フロア、300点超の出展作品数。グッズショップの時間も入れると3時間近く。充実感いっぱいです。

最初は、幼少期からの田中米邨時代。画力抜群の作家で幼少期から別格という方は幾多いるが、まずもって米邨の神童ぶりは凄い。そして、10代半ばには早くもメキメキと腕を上げる。《白梅図》《藤図》《鉄網珊瑚(紅梅図)》、大きな画面一面を覆うような花・植物の描き出し方は若々しく、併せて自信や成熟感も醸す。山水画の一村とは趣が大きく異なる。色々描いているが、特に植物描写は若いうちから出色です。

伝記本などでは美術学校を辞めてからの20歳代は停滞期のようにも記されているが、全く空白に非ず。この頃の、鴈来紅(ハゲイトウ)や鶏頭(ケイトウ)の写実的作品には惹かれた。やはり、一村は植物の人だと思う。

千葉時代、千葉寺周辺の情景スケッチのような色紙作品。まとまった数での展示は、愛らしく端正で心に沁みる。もちろん、80cmX1m大の千葉寺の額装四季シリーズも吸い込まれるような情景描写だ。
千葉時代の代表作、二曲一隻の《白い花》《秋晴》が並ぶ一角は、本展前半のクライマックスエリア。暫し佇み、しあわせな気分に浸る。唯一の公募展入選作を仕上げるに当たり、アドバイスとともに絵具を贈られたと伝えられるが、なるほど、ヤマボウシの花弁・葉の顔料の厚塗りなこと、まるで実物のようだ。「秋晴」においては更に厚塗り、吊るされた小さな大根の輝度高い白がまばやく光り、実に美しい。
50歳手前にして九州・四国・紀州の旅で目にした情景を色紙に描き、人に贈った作が十数点、これは珠玉だ。奄美の一村記念美と千葉市美術館に集まった所蔵品だが、世の中にはまだ多数あるのだろう。

そして、50歳以降の奄美時代。クライマックスは最終展示室、10数点の背丈程ある晩年の大作・力作がマリンブルーの背景壁に凛々しく立ち並ぶ、この空間は鳥肌モノだ。
余白なく画面全体に広がる植物の描写はデザイン的・装飾的、他方、その隙間から見える遠景の描写はリアルに写実的で、面白い。
閻魔大王への手土産と自称した件の二作品《アダンの海辺》《不喰芋と蘇鉄》が出口ゲートの左右を占める演出、名残惜しくて立ち去り難き事この上ない。

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harukaさん、Rikashさん、ns6121さん、アバウトさん、黒豆さん

4.0

千葉時代が面白い

奄美時代の作品が素晴らしいことに異論はないけれど、デザイン的な要素が強いせいかモダンアートっぽく感じました。

私は古典的な日本画が好きなので、いままで見る機会のなかった千葉時代の作品のほうが楽しめました。画壇で認められるため、生活のために描いた作品のほうが題材にバリエーションがあり、かつ出来栄えにも波があって、奄美に隠遁するまでの遍歴が見て取れます。
「千葉寺」のシリーズは雑木林だけできっと千葉寺だと分かるんでしょう。「菊図」は品種改良したと思われる一輪仕立ての菊が並ぶ珍しい作品でした。
襖は中央の2枚が日に焼けて変色していたので、「一村先生の襖絵」ではなく、襖として普通に使われていたんでしょうね。正直なところ、人物と仏画はあまり…(笑)

生前は無名だったと言われていますが、幼少期の作品がこれほど残っているのは周りの人の協力があってのことでしょう。田中一村の伝記のような回顧展でした。

まったくの余談ですが、こちらを見た後に千葉市美術館の常設展「特集 田中一村と千葉」を見に行ったんです。美術館の近くの植え込みに蘇鉄があったんですが、実がなっていたんですよ!リアル「奄美の海に蘇鉄とアダン」の左半分!そもそも、絵を見てオレンジ色の部分は何なの?と思っていたんですが、その答えを千葉で見つけました。

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harukaさん、morinousagisanさん、Camdenさん、アバウトさん

5.0

大満足の大回顧

田中一村の大回顧展、大充実の決定版でスゴイ!
早熟も早熟のガチ神童なんですね。ティーンで鉄斎バリの文人画を描いてしまうという達者ぶり。
20代前半には洗練さが増し増しになるという超早送り画業な人。
それからも高いアベレージを誇りながら、椿図や白い花などのヤバイ作品も生み出してしまう。
ただ処世術や立ち回りというのが上手に出来ない人で奄美に引っ込んじゃう。
そこでアダンの海辺という傑作を描くわけですがコレ図版で見てパキッとした色味だと思っていたのですが
実見してみると実に穏やかな色合いで柔らか優しい雰囲気のすごくイイ絵なんですね。
色紙の作品も良いし、個人的にはフロア1の最後の秋色が欲しいかなぁ。
作品数もかなり多くて都美こんなに広かったっけと思うほど。
質、量ともに大満足の展示でした。

金曜夜間開館を利用。
それなりに観客は入っていますが見づらいということはなかったです。
1作品に1~2人、人気作だと3~4人、アダンだと7~8人といったとこでしょうか。
時間経過とともに人が減って見やすくなるので夜間を選択したのは良かったです。
日曜美術館も予定されているようです。お早めにどうぞ。オススメします。

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シンディさん、harukaさん、Camdenさん、アバウトさん、karachanさん、他1人

4.0

構成のくせ?

 初期の作品は画面に収まりきらないダイナミックで力強く動きを感じた。最晩年の作品解説文で作者の描きたいものが描きたいように描けたとあった。作者が追究しつづけ到達した作品から、何を求めたのかを想像した。その一方で、解説文にあった「構成のくせ」とは何か。一連の作品を見るとうっすらと感じるものがあった。この点が興味深く感じた。
 
 
 

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karachanさん、アバウトさん

5.0

これは行かねば 再び

これは行かねばと初めて千葉美を訪れた2010年
再びの一村展 今年一番楽しみにしていた展覧会です

記憶に残っていたのは 奄美大島での作品でしたが
屛風 掛軸 襖絵 色紙 根付 傘 帯 木魚 絵皿
多岐にわたる作品群 
 
薬草天井画(49面 全部見たかった)
色紙 ずしの花 が好みでした
 
平日開館時間9時半訪問 込み合う入口を飛ばして 空いている場所から鑑賞 会場を2巡しました
機会があれば もう一度行きたい展覧会でした
 

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karachanさん、黒豆さん、serigraphieさん、yokozukiさん、アバウトさん

REPORT

多分今年最高のボリューム満点特別展

金曜日夜 思ったより混んでいました。
所用時間 2時間強と思ったほうがいいです。
写真 不可ですが、鑑賞後の撮影ポイントを作ってくれていますのでSNS投稿されたいかた用の準備も万端。

初日に行けず、金曜の夜なのでもうちょっと空い…readmore

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kage0512さん、harukaさん、さいさん、アバウトさん、Camdenさん、他1人
  • VIEW687
  • THANKS6
  • BY Nikiya

5.0

総展示数311点、質量納得の大回顧展

近年大人気の一村展、平日に行きましたが大盛況でした。初期の南画作品も充実、晩年代表作も網羅しております。精緻に描かれた色紙が多数展示され、構図、色彩感覚が秀逸、必見です。千葉在住時代の風景画も良い感じですがやはり、奄美在住時代の作品が圧倒的に異彩を放ち素晴らしい!会場ひととおり観覧し、再び三章奄美の展示会場で長らく作品を堪能していました!

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Camdenさん、kage0512さん、Nikiyaさん、morinousagisanさん、アバウトさん
  • 5
  • BY TK

5.0

空白の時代の新出作品多数!

待ちに待った展覧会。天才的な画力を示す幼年期。誰をも魅了する奄美の時代。そして謎多き20代30代。

特に今回、謎の空白時代を埋める作品群が見られた事に感激する。
穏やかな農村風景や凛とした意思を感ずる花鳥図。仏画から山水画と精力的に活動しているではないか。
仏間を飾った天井画のや障壁画もかなりの見応え。

珍しい木彫や篆刻、写真なども有り充実した内容だ。

奄美時代の絵をもっともっと見たい。一番好きな「白花と赤翡翠」は岡田美術館蔵で展示が無く残念。

平日にも関わらず大勢が観覧していた。出口付近に撮影用の看板有り。
売店の絵葉書コーナーは隅っこでとても見にくい。図録は見易い。

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chii4012さん、黒豆さん、kage0512さん、karachanさん、morinousagisanさん

5.0

再会

田中一村記念美術館を訪れたのは、20年前。
奄美への旅行。時間潰しに覗きに行っただけだったのに。
衝撃でした。薄暗い展示室に異彩を放つ大作。
奄美の杜シリーズでした。
今回の大回顧展。どの作品がやってくるのか、とても楽しみでした。
再会に感謝です。

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初心者さん、kage0512さん、karachanさん、アバウトさん

5.0

のめり込んで魅入ってしまった!

田中一村。始めから終わりまで、息を詰めて魅入ってしまった回顧展だった。

神童と呼ばれたのも納得な勢いある筆致から、おだやかな農村の暮らしや自然が描かれた時代を経て、南国奄美の地でさらに研鑽して透明感が増した世界は、たしかにこの人でなければ辿り着けなかった終焉の美だったと思う。

私が今暮らす栃木出身だったというのも知りご縁を感じた。奄美の記念美術館にもいつか行きたいが、地元の美術館でもまた再会できますように。

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kage0512さん、アバウトさん、yokozukiさん

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出展作品・関連画像IMAGES

「アダンの海辺」昭和44年(1969) 絹本着色 個人蔵
© 2023 Hiroshi Niiyama

田中一村 肖像 © 2023 Hiroshi Niiyama

「菊図」大正4年(1915)紙本墨画淡彩 個人蔵
©2024 Hiroshi Niiyama

「椿図屏風」昭和6年(1931)絹本金地着色 2曲1双 千葉市美術館蔵
©2024 Hiroshi Niiyama

「白い花」昭和22年(1947)紙本着色 2曲1隻 田中一村記念美術館蔵
© 2023 Hiroshi Niiyama

「秋晴」昭和23年(1948)9月 絹本金地着色 2曲1双 田中一村記念美術館蔵
©2024 Hiroshi Niiyama

「忍冬に尾長」昭和31年(1956)頃 絹本着色 個人蔵
©2024 Hiroshi Niiyama

「花と軍鶏」昭和28年(1953)頃 絹本着色 田中一村記念美術館蔵
©2024 Hiroshi Niiyama

「ずしの花」昭和30年(1955)絹本着色 田中一村記念美術館蔵
©2024 Hiroshi Niiyama

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