3.0
やっぱり展示物が少なかった
アートアジェンダからチケット頂き映画アーカイブに訪問。館内にある消毒液の機械が出す液の出し方と量が最適で驚く。7階に着くと『忍者武芸帳』の歌が聴こえた。階に据えたモニターから予告編数本が映されその中の一本が本作で聴こえたらしい。入室すると順路初めにある常設展の内容が以前とは少し変わり思いもよらず感心し、しげしげと映画史を再確認し目当ての企画展示室へ。来る前に大島渚全映画資料集で見た物含め全体的に少ない数で展示され紙の資料は一部コピーに置き換わっていた。印象的なのは羅列された全作品ポスター群。60年代のポスターは写真のピントの良さから来る生の迫力が目に鮮やか。又戦メリ少女のファンレターに宿る当時の女性観客の熱の深さも伝わった。だが食い足りなさが残る内容なので広い空間で回顧したほうが絶対良かった。