5.0
これ日本画?! おもしろい!
最近ご縁がある五浦の作家が関わる日本美術院。
画壇なるものがどんなもんなのか、さっぱりわかってないのですが、
面白そうだから観に行ってみました。
初っ端から「うわ~、きれい✨」というストレートな感触。
とにかくでかい絵ばっかり。
それだけで圧巻。見ててなんか気持ちいい。
メインビジュアルになっている村上裕二さんの《雷音とゆけ!!》もそうですが、
「これって日本画?・・・あ、でも日本画だ!!」という感じで、
どれも油絵や何かのデザインとして描いたとしてもおかしくない気がします。
故になぜ日本画で??と考えながら、大迫力の力作に対峙し、
充実した時を過ごさせて頂きました。
どこかで「やっぱりゴッホやモネ✨」みたいな価値観は
多くの人同様、自分も埋め込まれてると思います。
美術の教科書やらがやっぱり・・・セザンヌの模写は中学でやらされましたが、
日本画は模写どころか、教科書にあったのは佐伯祐三とか黒田清輝とか
やはり油絵のイメージしか・・・。
自分の不勉強がいけないんですが、日本画って花鳥風月の屏風、みたいな
あまり馴染めないイメージが長くありました。
それからするとこれは・・・もうスカッとしましたね(笑)
観たことある絵もありましたが、ありとあらゆる表現がそこら中で爆発してて、
本当に面白く、収穫も多かったです。
私が一番好きだったのは、最初にあった前田力さんの《街の標》です。
このサイトでも下の方でご覧頂けます。
クレーン車に見えないでしょ、ふふふ。
でもクレーン車なんです。クレーン車LOVE♡
もう一枚クレーン車が描いてあった吉田侑加さんの《reflection city》もLOVE♡
関係者じゃないから敷居が高い感じがしたので、
毎年やってるのも知ってたんですが、今回初めて行きました。
損してましたね。
すごくお勧め。写真撮影OKです。
いいと思った絵の絵葉書が少なくて、前田さんのだけしか買えず・・・。
もっと増やしてほしいです!