この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
青森公立大学 国際芸術センター青森 [ACAC] では毎年、国内外のアーティストをはじめとする表現者たちが一定期間ACACに滞在し、リサーチや創作活動を行う「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」のプログラムを実施しています。新型コロナウイルス感染症の影響を受けるようになって約2年半が経過し、その間ACACでも海外拠点者との活動をオンラインで行うなど、試行錯誤を続けてきました。今年は久しぶりに海外からのアーティストも実滞在を行いながら、同時にリモートでの試みも継続しその可能性を検証していきます。
プログラムのテーマは「Making Things」。これは、ACACにおけるAIRの現在形を毎年考え、更新していくための指標であり、表現者たちの活動を規定するものではありません。ティム・インゴルド曰く、”thing”の語源は人々の集い、人々が問題を解決するために集う場を意味しています。国家間の争いや感染症の流行によって、分断が進みつつあるように見える世界ですが、国境なき営みであるつくること・人々が集まることで生じる創造的なコミュニケーションによって、自分と世界のあり方を変化させていく―ACACのAIRがそのような場となることを願っています。
◆ 参加アーティスト
ネイタン・ディコン=フルタド(Natan DIACON-FURTADO)、ヴァネッサ・エンリケス(Vanessa ENRÍQUEZ)、橋本晶子、前田耕平、吉田真也
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年10月15日(土)~2022年12月11日(日) |
---|---|
会場 |
国際芸術センター青森
![]() |
住所 | 青森県青森市合子沢字山崎152-6 |
時間 |
10:00~18:00
|
休館日 | 会期中無休 |
観覧料 | 無料 |
TEL | 017-764-5200 |
URL | http://www.acac-aomori.jp/ |
国際芸術センター青森の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
青森県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES

ネイタン・ディコン・フルタド「共同展示ラボーACACのフィールドワーク」、2022年

ヴァネッサ・エンリケス「空に浴す」、2022年

前田耕平「点る山、麓の座」、2022年

Installation view 「I saw it, it was yours.」ギャラリー小柳、2021年 撮影:Watson studio, ©Akiko Hashimoto, Courtesy of Gallery Koyanagi

吉田真也「死を包むもの」、2022年

ヴァネッサ・エンリケス《Fluctuations VIII (urlaut)》、2021年

《Breathing》、2021年、Photo by Shimoda Manabu (coamu creative)

Installation view「Ask him」資生堂ギャラリー、2020年 撮影:Watson studio, ©Akiko Hashimoto

吉田真也《夜は隠す》展示風景、2019年