生きとし生けるもの

ヴァンジ彫刻庭園美術館

  • 開催期間:2016年7月24日(日)~2016年11月29日(火)
生きとし生けるもの ヴァンジ彫刻庭園美術館-1
生きとし生けるもの ヴァンジ彫刻庭園美術館-2
生きとし生けるもの ヴァンジ彫刻庭園美術館-3
生きとし生けるもの ヴァンジ彫刻庭園美術館-4
生きとし生けるもの ヴァンジ彫刻庭園美術館-5
小林正人《名もなき馬》2014 ©Masato Kobayashi, courtesy of ShugoArts
淺井裕介《生きとし生けるものへ》2016 Photo: Maki Taguchi, ©Yusuke Asai, courtesy of Vangi Sculpture Garden Museum
宮崎学《樹洞でヒナを守るメスのフクロウ》1984 ©Manabu Miyazaki
三沢厚彦《Animal 2007-03》2007 ©Atsuhiko Misawa, courtesy of Nishimura Gallery
ミロコマチコ《ナガスクジラ》2010 Photo: SKKY, ©mirocomachiko
生きとし生けるもの ヴァンジ彫刻庭園美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

現代を生きる私たちにとって、動物はどういった存在なのでしょうか。

人類が歩んできた歴史を振り返ってみると、動物は大切な家族や友として、生命を脅かす危険な敵として、人知を超えた聖なる神やその使いとして、いつでも人とともにありました。

また精神の営みだけでなく、狩猟や農耕、畜産といった生の営みにおいても、動物は欠かすことができない特別な存在であり続けています。しかし、そうして育まれてきた関係が、いつの時代も調和に満ちていたとは限りません。むしろ現代では、文明や科学技術の発達がもたらした生態系への影響によって、人間と動物のつながりは失われながら錯綜しています。

展覧会「生きとし生けるもの」では、動物をテーマとした14名のアーティストによる多様な作品表現を通じて、現代の人間と動物の複雑な関係を見つめ直していきます。絵画や彫刻、写真、映像、マンガ、詩など、人間の想像力が生み出す未知の動物たちとの出会いが、美術館で待っていることでしょう。

作品がもつ生命の力強さや躍動は、人間社会が動物を隔てていた規範や固定観念を解きほどき、今一度つながるための手がかりとなるかもしれません。

生きとし生けるものすべてが等しく宿している、生のかけがえのなさ。人間社会と自然、日常と幻想の境界を飛び越え、軽やかに行き来する動物たちは生命の連鎖と生の根源的な価値を、私たちに気づかせてくれることでしょう。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2016年7月24日(日)~2016年11月29日(火)
2023年9月30日をもって閉館となりました
会場 ヴァンジ彫刻庭園美術館 Google Map
住所 静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1
時間 10:00~
  • 7–8月 10:00–18:00
    9–10月 10:00–17:00
    11月 10:00–16:30
    (入館は閉館の30分前まで)
休館日 水曜日 
※水曜日が祝日の場合は営業、その翌日休
※年末年始
観覧料 7–10月
大人 1,200円(1,100円)
高・大学生 800円(700円)
小・中学生 500円(400円)

11月
大人 1,000円(900円)
高・大学生 500円(400円)
中学生以下無料
  • ※( )内は20名様以上の団体割引
TEL055-989-8787
URLhttp://www.all-living-things.com/

ヴァンジ彫刻庭園美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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小林正人《名もなき馬》2014 ©Masato Kobayashi, courtesy of ShugoArts

淺井裕介《生きとし生けるものへ》2016 Photo: Maki Taguchi, ©Yusuke Asai, courtesy of Vangi Sculpture Garden Museum

宮崎学《樹洞でヒナを守るメスのフクロウ》1984 ©Manabu Miyazaki

三沢厚彦《Animal 2007-03》2007 ©Atsuhiko Misawa, courtesy of Nishimura Gallery

ミロコマチコ《ナガスクジラ》2010 Photo: SKKY, ©mirocomachiko

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