4.0
全国に広がる地域芸術祭の源流
ちょっとアクセスは悪いが思い切って行く(最寄り駅の高滝から徒歩約20分。タクシーは走っていない。暗くなると少し怖い夜道)。
日本全国で多数開催されているいわゆる地域芸術祭の原点のようなクロスジャンルなフェスティバル「アートキャンプ白州」。舞踏家の田中泯が移住して始めた。1988年からダンス白州も含めると2010年まで続いた。
この展覧会を企画した北川フラムは直接関係したことはなかったがずっと気になる存在だったと語る。美術では「もの派」の作家が多く参加。この展覧会のキュレーター名和晃平はボランティア・スタッフだった。なるほど!それで名和に感じていた「もの派」的テイストの謎が解けた。
美術鑑賞の空白時代だったこともあり訪問したことはなかったが、木幡和枝、榎倉康二、越川修身、故人を含め懐かしい名前あり。
映像資料も多いが、久しぶりにカタログも購入。