この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
聖別1932年(昭和7)の「カトリック松が峰教会聖堂」(栃木県宇都宮市松が峰。設計=マックス・ヒンデル)、及び1933年(昭和8)の「日本聖公会 宇都宮聖ヨハネ教会礼拝堂」(栃木県宇都宮市桜。設計=上林敬吉)は、ともに大谷石を用いたリヴァイヴァル様式の近代建築として、所在地の宇都宮はもとより、全国的にも知られる美しい姿かたちの歴史的建造物です。
両者は、多くの点で共通項を持ち、かつ対照的な日本近代のキリスト教施設であり、2018年(平成30)における「大谷石文化」の日本遺産認定では、揃って構成文化財の一翼に名を連ねています。
本展では、これらの二つの聖堂と礼拝堂について、教会建築への誘い、二人の建築家と二つの教会、同時代性・近代建築との接点という文脈で掘り下げます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2023年2月19日(日)~2023年4月16日(日) |
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会場 |
宇都宮美術館
![]() |
住所 | 栃木県宇都宮市長岡町1077 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 3月22日(水) |
観覧料 | ※企画展「陽咸二展 混ざりあうカタチ」またはコレクション展のチケットにてご覧いただけます [コレクション展料金] 一般 310円(250円) 大学生・高校生 210円(160円) 中学生・小学生 100円(80円)
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TEL | 028-643-0100 |
URL | http://u-moa.jp |
宇都宮美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
![](https://www.artagenda.jp/img/event/7857/main_1.jpg)
『宇都宮教会献堂式記念絵葉書』 より 《宇都宮教会正面》
1932年 カトリック松が峰教会蔵
![](https://www.artagenda.jp/img/event/7857/main_2.jpg)
内田進久 《教会》
1938年 エッチング、紙 栃木県立美術館蔵
![](https://www.artagenda.jp/img/event/7857/main_3.jpg)
雑誌『The Spirit of Missions』 1934年5月号より 《宇都宮聖約翰教会礼拝堂全景》
立教大学図書館蔵 ※パネル展示で紹介
![](https://www.artagenda.jp/img/event/7857/main_4.jpg)
日本聖公会 宇都宮聖ヨハネ教会礼拝堂 投影図
2022年 ※上林敬吉の図面に基づき模型工房「さいとう」が制作
![](https://www.artagenda.jp/img/event/7857/main_5.jpg)
織田一磨 『画集新潟風景』 より 《異人池秋景》
1929年 リトグラフ、紙 東京国立近代美術館蔵
![](https://www.artagenda.jp/img/event/7857/main_6.jpg)
マーフィー・アンド・ダナ建築設計事務所 《立教大学礼拝堂 内部透視図》
1912年 青焼図面 立教学院史資料センター蔵