5.0
シュールな体験
久しぶりに水木さんの作品たちを見て、かつて見たアニメーションを思い出しつつ、そういえば昔ばなしなどで聞いたことがありますが忘れてしまっていた話なども思い出しました。
妖怪というキャラクターを作り出す、のではなく、もともとかつて日本の様々な場所にいた(と信じられていた)妖怪を登場させて漫画を媒体に多くの人に広まっていったのか、と、あまり考えたことがなかったので、興味深かったです。
百鬼夜行などをはじめ、様々な妖怪の絵などはどこかで見たことがあるものがありましたが(別の展示などで見たのかな、と思っていました)、気づかなかったのですが、実は水木さんが描いていた漫画やそのアニメーションなどに登場していてなんとなく知っていたのかもしれません。
会場内では、資料などを見ていると、だんだん、妖怪たちが描かれた時代に遡っていたような錯覚があったようで、思いのほか、なんとなくこわい気がしてきたからか、妖怪たちの巨大なオブジェがたまに配置されていて、びっくりしました。(家族連れの人達が複数・・・、子供たちは怖がる様子はなく、逆に妖怪を見て楽しんでいたような気がしました・・・)。
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同時開催の企画展および常設展も見れ、そちらは週末でしたがなぜか空いていたので、展示室を独占状態できました。