3.0
過程を知る展覧会
伊丹市の新庁舎開庁に際し、設計を担当した隈研吾氏がどのように設計を進めたのかをスケッチや模型から知ることができる。また、庁舎建設のため伐採されたクスノキを用いて作成された木像と、その過程を説明する資料が展示されている。
木像は三沢厚彦氏と棚田康司氏によって製作され、動物の繊細で独特な表情や少女の華奢な姿を直近で鑑賞することができた。
展覧会自体はコンパクトである。
会場の伊丹ミュージアムには伊丹市の歴史の展示があり、古民家と酒蔵も保存されているので、訪れた際には併せて見学することをおすすめする。