5.0
鑑賞
9日の朝一番から鑑賞。午後から仕事の約束があり東京からトンボ帰り。
遠藤彰子さんの絵画に限らずですが印刷物だと迫力が伝わりにくく、生で観てこそ身体に染み渡る力を感じますね。
特に2010年前後の作品はいつみても鬼気迫っていて圧倒されるばかりです。とても遠くにいる自分が現実の自分に絵を描かせているというのか誰かに描かされているというのか、大きなエネルギーを絵画を手段に吐き出させているようにも見えます。天と語れる僅かな方達のなせることなんでしょうか。
スタッフの女性と話しをさせてもらったんですがお客さんの中には見終わるととても疲れてしまう方もいるようですね。
遠藤彰子さんの作品全般に見受けられるのは、なんでもありの混沌。普通は意識下にないものですが彼女の作品に自分自身の混沌が刺激されてまったのかもしれませんね。
感受性の強い方だと作品と対峙するのが大変だと思います。
滞在時間は短かったのですがまた行く機会があったら上田をゆっくり散策してみたいと思います。空がとても澄んでいました。