この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
彫刻家・佐藤忠良の生誕110年を機に開催する本展覧会は、佐藤の三つの代表作に焦点を当てながら、作品・資料合わせて174点(前後期展示替えあり)を紹介する展覧会です。
写実を深く追求し、日本人の手で初めて日本人の顔を表現したと高く評価された《群馬の人》、イタリアの近代彫刻に刺激を受け、当時の若い女性が身につけた衣服や帽子を活力あるポーズに取り込んだ《帽子・夏》、的確な描写力と場面展開によって1962年の刊行以来読み継がれているロングセラー絵本『おおきなかぶ』。これら三点の傑作の制作背景を、佐藤自身が収集したロダン、ムーア、マリーニなどの作品と、彼らについて語った言葉を手がかりに解き明かします。
◆ 佐藤忠良について
宮城県に生まれた佐藤忠良(1912~2011)は、青年期までを北海道で過ごし、画家を志して上京します。その後ロダンをはじめとするフランス近代彫刻に魅せられ、東京美術学校(現・東京藝術大学)で彫刻を学び、卒業して間もなく新制作派協会(現・新制作協会)彫刻部の設立に参加しました。戦時中、召集されて旧満州に渡り、3年間のシベリア抑留も経験します。復員後は一貫して具象彫刻の道を歩み、戦後の日本彫刻史に大きな足跡を残しました。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2022年7月16日(土)~2022年9月19日(月・祝)
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会場 | 群馬県立館林美術館 Google Map |
展示室 | 展示室2・3・4 |
住所 | 群馬県館林市日向町2003 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 7月19日(火) ※ただし7月18日、8月15日、9月19日は開館 |
観覧料 | 一般 830円(660円) 大高生 410円(320円)
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TEL | 0276-72-8188 (代表) |
URL | https://gmat.pref.gunma.jp/ |
群馬県立館林美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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