4.0
工芸をこえて
いずれも工芸としての技法はしっかりしているのですが、工芸と聞いてまず思うような使うためのものというよりも、アートとしてのオブジェのようなものが多く見られました。しかし伝統を引き継ぐだけでなく新しい技法や見方を作り出し革新することも、今までもこれからも受け継いでいく上で必要なことなのでしょう。
どれもすばらしいものが選ばれていて、タイトル写真のものも実物のほうがもっと美しいのでぜひ体験してみてください。
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富本憲吉や松田権六ら「先駆者」が築いた、日本工芸の戦後の基盤である“伝統”は、昭和30年代頃、それを受け継いだ岡部嶺男らによる“伝統の工芸”と、オブジェ焼の八木一夫らの“前衛的な工芸”へと展開され、新世代の作家によって「革新」ともいうべきあらたな局面が生まれました。
本展では、その先人たちの芸術を新たな感覚で吸収した「現代」の工芸に焦点をあて、十四代今泉今右衛門や室瀬和美、草間喆雄や八木明ら、国内外で活躍する現代作家の多様な作品を紹介します。古典的な様式美や、伝承のわざによって確立された美しさの中に、新たな素材や、独自の技法を取り入れたその作品を通じて、日本の文化を豊かに彩る現代の工芸の様相を探ります。
会場では、メインとなる「伝統の現代」と「現代の造形」の2章を、前述の「先駆者」「革新」の2章と対照しながら、陶磁、漆芸、金工を中心に、83名の作家の作品約120点を紹介します。
| 会期 |
2016年9月17日(土)~2016年12月4日(日)
|
|---|---|
| 会場 |
国立工芸館
|
| 住所 | 石川県金沢市出羽町3-2 |
| 時間 |
9:30~17:30
(最終入場時間 17:00)
|
| 休館日 |
月曜日 (9月19日、10月10日は開館) 9月20日(火)、10月11日(火) |
| 観覧料 | 一般 550円(350円) 大学生 350円(150円)
|
| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| URL | https://www.momat.go.jp/craft-museum |
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いずれも工芸としての技法はしっかりしているのですが、工芸と聞いてまず思うような使うためのものというよりも、アートとしてのオブジェのようなものが多く見られました。しかし伝統を引き継ぐだけでなく新しい技法や見方を作り出し革新することも、今までもこれからも受け継いでいく上で必要なことなのでしょう。
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