4.0
美しい!
六本木一丁目の緑につつまれた泉屋博古館は、静かで落ち着いた美術館。お気に入りのひとつです。有田焼というと身近な焼き物ですが、ここに並んでいるのは、紛れもなく超一級の芸術品ばかりで、すばらしいです。目と心の保養におすすめします。
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江戸時代初期、佐賀県・有田の地において日本で初めて磁器が作られ、国内のみならず、ヨーロッパ各国の王侯貴族を魅了する華やかで精緻な製品を数多く制作してきました。
明治時代に貿易が自由化されると、細やかな絵付けと精緻な技巧を凝らした有田磁器は、1873(明治6)年開催のウィーン万国博覧会で好評を博し、その後も世界各国で開催された博覧会を中心に絶大な人気を誇りました。
巨大な花瓶や再現不可能と言われる細密描写には、当時の職人達の超絶技巧の美を感じることができます。当時のデザイン画とそれに基づいて製作された作品が共に並ぶ、大変貴重な機会です。
世界を魅了した華麗なる作品の数々から、明治有田の魅力を紹介します。
会期 |
2016年9月24日(土)~2016年12月4日(日)
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会場 | 泉屋博古館東京 Google Map |
住所 | 東京都港区六本木1丁目5番地1号 |
時間 |
11:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 (10/10は開館、10/11(火)休館) |
観覧料 | 一般 800円 学生(高・大学生) 600円 中学生以下無料
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/ |
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六本木一丁目の緑につつまれた泉屋博古館は、静かで落ち着いた美術館。お気に入りのひとつです。有田焼というと身近な焼き物ですが、ここに並んでいるのは、紛れもなく超一級の芸術品ばかりで、すばらしいです。目と心の保養におすすめします。
4.0
博覧会用や輸出用など海外にむけて力のはいった作品がたくさんありました
題名通り超絶技巧、絢爛豪華でした
年表では香蘭社の歴史も知ることができコンパクトながら充実した展示でした
泉屋博古館は六本木とは思えないひっそりした場所にあり
当たりの散策にも良い場所です
4.0
知識が無いので期待してなかったのですが、初めて観た凄い作品群に終始、圧倒させられました。欧州万博を機に、こんなに凄い造形美や絵付けが、昔の日本で確立していたのに改めて驚きでした。平日に訪れたので空いていて、好きな作品を見つけて、ずっと眺められ、至福の時を得られました。この機会に、焼き物の世界に一歩踏み込めた良い機会となりました。ART AgendA様に感謝♪
4.0
すみません。「泉屋博古館分館」ではなく、昨年、巡回の最初の2015年9月5日(土)~10月4日(日)に「横浜そごう」で見ました。実際‥そごう美術館と泉屋の分館では、展示スペースの違いがかなりあるのでは‥と、思ってしまうのですが、展覧会自体素晴らしかったと思います。開国以後、先進欧米文化・技術が、怒涛の様に流れ込む明治初期、日本の、職人といわれた人たちの、誇りと意地をかけて挑んだ‥あえてヨーロッパで好まれ傾向の作品たち。技術力もデザイン力も本当に素晴らしく、大きい作品も小さい作品も、緻密な美にも、本当に圧倒されました。焼き物や工芸品好きの方でなくても、ぜひ今、上野の東京藝大美術館で開催されている「驚きの明治工藝」と一緒に、この時代の超絶技巧を堪能していただければと思います。機会があればまた、泉屋の分館でも見たいと思います。
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