この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
39作家の作品との出会いが、今を生きる確かな力をもたらす
開館20周年を記念する展覧会「Flower of Life 生命の花」では、これまでヴァンジ彫刻庭園美術館で展示されてきた作品や本展のための新作を含む39作家による作品を紹介します。
私たちが現在生きているこの社会は、地球温暖化による気候変動、環境問題、国際関係の悪化、東日本大震災と原発問題、パンデミックなど、絶えず混乱が渦巻いています。この時代に生きる私たちは、不確かなものに包まれ、誰もが不安を抱えた状態にあるかもしれません。同館の庭園美術館は、社会を生きる人間の複雑な内面を表現したジュリアーノ・ヴァンジの作品を中心に、同時代を生きる作家の作品を収集・展示することで、来館者がさまざまな美術作品に出会い、日常を立ち止まって見返すための思索の場となることを目指し、活動してきました。
今回展示する作品は、作家の個人的な経験や日々の営みから生まれた作品を中心に据えています。作家たちの鋭い洞察力と感受性を経て表現された作品は、私たちに想像力を喚起させ、世界をまなざすための新しい視点を与えてくれます。そしてふと庭園をみわたせば、人間社会の混乱など知る由もなく、植物や生きものたちが変わらぬ営みを刻々と続けています。視点を少し変えるだけで、私たちの世界はたくさんの驚きと希望に満ちていることに気づくでしょう。
作品との出会いに、自然とのふれあいに、世界と向きあうための新しい視点を手に入れること。心動く瞬間を見出すこと。そうした一つ一つの経験の積み重ねが、今を生きるための確かな力となることを願い、本展覧会を開催します。
◆ 出展作家(※五十音順)
アンジュ・ミケーレ、イケムラレイコ、いせひでこ、植田真、エタブル、エレナ・トゥタッチコワ、大竹利絵子、華雪、川内倫子、KIGI、クリスティアーネ・レーア、駒形あい、駒形克己、Sai/sai photograph、ジュリアーノ・ヴァンジ、志村信裕、管啓次郎 × 佐々木愛、杉戸洋、杉山明博、スズキコージ、スタジオ・ポーキュパイン、須田悦弘、須藤由希子、染谷悠子、高見直宏、棚田康司、テリ・ワイフェンバック、冨長敦也、戸谷成雄、長島有里枝、奈良美智、野口里佳、長谷川さち、ホセイン・ゴルバ、松江泰治、三嶋りつ惠、本橋成一、ロゼリネ・ルドヴィコ
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2022年4月23日(土)~2022年12月25日(日)
2023年9月30日をもって閉館となりました
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会場 | ヴァンジ彫刻庭園美術館 Google Map |
住所 | 静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1 |
時間 |
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休館日 |
水曜日 11月24日(木) ※5月4日(水)、11月23日(水)は開館 |
観覧料 | 4-10 月 大人 1,200円(1,100円) 高・大学生 800円(700円) 中学生以下 無料 11-12 月 大人 1,000円(900円) 高・大学生 500円(400円) 中学生以下 無料
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TEL | 055-989-8787 |
URL | https://www.clematis-no-oka.co.jp/vangi-museum/ |
ヴァンジ彫刻庭園美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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