この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
松本美枝子は、2021年5月から約1年間の延べ3ヶ月のアーティスト・イン・レジデンスプログラムで青森県内でのリサーチを重ね、青森の土地や歴史を再考してきました。
出会った人々のものの見方にも触れながら、青森の風景のなかに、厳しい自然の力、あるいは戦争や産業の痕跡などに代表される人為、浮遊する霊魂といった日常に隠れた、しかし確かに生活の基盤をつくり、現代の私たちと繋がる事象を見つけてきました。
本展では、それらを反映した新作インスタレーション作品を発表します。また関連イベントを通して、さらに具に青森をみることで本プログラムは締めくくられます。青森の風景をみることを通して「土地をまなざすこと」に向かい合う機会となれば幸いです。
◆ 松本美枝子(MATSUMOTO Mieko)
写真家、アーティスト。人々の日常、人間や自然の「移動」をテーマに、写真とテキスト、映像による作品を発表している。近年では「メゾン・ケンポクの何かはある」(2018ー)等、活動拠点の茨城でリサーチ過程を共有しながらプロジェクトを展開し、地域に場を開くことにも力を注いでいる。主な展覧会に個展「ここがどこだか、知っている。」(ガーディアン・ガーデン、東京、2017年)「茨城県北芸術祭」(茨城、2016年)、「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」(横浜、2020年)など。著書に写真詩集『生きる』(共著:谷川俊太郎、ナナロク社、2008年)など。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年4月16日(土)~2022年6月19日(日) |
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会場 |
国際芸術センター青森
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住所 | 青森県青森市合子沢字山崎152-6 |
時間 |
10:00~18:00
|
休館日 | 会期中無休 |
観覧料 | 無料 |
TEL | 017-764-5200 |
URL | https://acac-aomori.jp/program/2022-1-3/ |
国際芸術センター青森の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

《新しい地形》マルチスライドプロジェクション、2022

《もつけの幽霊》シングルチャンネルビデオ、2022 *参考図版

《46番目の街》(部分)ミクストメディア、サイズ可変、2022

《自分の墓を見る》(部分)ミクストメディア、サイズ可変、2022

《私たちが作った風景》(部分)ラムダプリント、サイズ可変、2022

《私たちが作った風景》(部分)ラムダプリント、サイズ可変、2022