この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
三浦太郎(1968年生まれ)は、2004年にヨーロッパで絵本作家としてデビューし、その後、日本国内でも『くっついた』や『ちいさなおうさま』など話題の絵本を次々に出版してきました。優れたデザイン感覚やアイデアあふれる展開で読者を魅了する絵本は、たくさんの国で翻訳出版されています。三浦が絵本作りを始めたのは、板橋区立美術館で「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を観覧したことがきっかけでした。当館は、三浦の2001年のボローニャ展初入選から20年以上にわたり、その活動と変遷に伴走してきました。
2014年からは、ステンシルを使って描くタブロー(絵画作品)のシリーズを発表し始め、ボローニャ近代美術館で展覧会も開催しました。さらに近年は風景スケッチにも取り組んでいます。
三浦太郎の絵本とタブローの仕事を紹介する本展では、絵本原画、新作のタブロー、初公開となる風景スケッチなども展示し、その制作の全貌に迫ります。
◆ 三浦 太郎 Taro Miura
1968年、愛知県西尾市生まれ。大阪芸術大学美術学科で版画を専攻し、シルクスクリーンを学ぶ。10年ほどイラストレーターとして活動した後、2001年「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」に初入選し、2003年以降も連続入選を果たす。入選をきっかけに2004年にスイスで絵本作家としてデビュー、同年にイタリアでも絵本を出版。日本で初めて出版した絵本『くっついた』(こぐま社、2005年)は100万部を超える大ヒットとなる。2022年までに国内外で47冊の絵本を出版し、世界中で多数の翻訳版が刊行されている。近年はステンシルを使って描くタブロー(絵画作品)の制作にも力を入れており、2014年の「ワークマンステンシル」シリーズや、2016年から始まった「こどもアイデンティティー」シリーズを国内外で発表している。また2014年にはボローニャで初めて子ども向けのワークショップを行い、その後も日本、台湾、スペイン、ポーランドなど世界各地で実施している。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年11月19日(土)~2023年1月9日(月・祝) |
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会場 | 板橋区立美術館 Google Map |
住所 | 東京都板橋区赤塚5-34-27 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 12月29日(木)~1月3日(火) ※ただし1月9日(月)は祝日のため開館 |
観覧料 | 一般 650円 高校・大学生 450円 小・中学生 200円
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TEL | 03-3979-3251 |
URL | https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/index.html |
板橋区立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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